Asami's プロセスブログ

認定セラピストであり、オンラインハートカレッジ事務局Asamiがたどる心の世界。不安あり、サプライズあり、喜びありのリアルな気づきの記録は、毎回色鮮やかで、“セラピーって一体何?”という疑問が、自然に解かれていきます。

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    Asamiのプロセスブログです。

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    • セラピーを受けた理由 その① 2021年1月24日セラピーを受けた理由 その①
      2021.1.24   前回のブログに引き続き、また少し自己紹介を。   なぜわたしが「インナーチャイルドワーク」と、家系から引き継いだものをみていく「エナジェティック・リレイションシップ」を受けるようになったか、以前も書いたことはある気がしますが、そのきっかけや理由を再度詳しくお話しさせてください。   ACEスコアが「6」という数値のわたしです。何が大変だったかというと、旦那を含め、他者とのコミュニケーションでした。   まず、若い頃からひとりで居ることが苦手でした。手帳はスケジュールで埋めたくなるし、1日に何個も用事を詰め込んでは忙しくし、クタクタになっていました。ひとりでいることは、無意識ですが「友達がいないんじゃないか」「わたしは孤独な人間なんじゃないか…」という、不安や恐怖につながっていたのだと思います。ほかにも思い出したくないことを思い出さないようにするために、忙しくしていた要素もあると思います。   他者との間にふとした時に流れる沈黙も苦手でした。「間を埋めなきゃ」と色々話し過ぎて疲れては、後で「話し過ぎてしまった」と後悔やら恥ずかしさで打ちひしがれたり。「もっと気のきいた受け答えができたのでは?」と、誰とでもそつなく付き合える友人と自分を比較して羨ましく感じたり。実際に体感覚で、恥ずかしさで頭がショートするような、ハートが締め付けられるような感覚があり、顔もよく真っ赤になっていました。   友人とは仲良くなると「わたしのすべてを分かって欲しい」という気持ちが強くなり、自分と友人との境界線は曖昧に。ただし思考が極端なので、何かあると「もう友人じゃない!?」と縁を切ろうとしたり…。でも切ったりすることはできなくて、明らかに嫌な言動をとられても、相手から連絡がくると「受け入れてもらえた」と嬉しくなりまた同じ関係を繰り返していました。また、わたし自身も、相手がどれだけわたしの嫌な言動を受け入れてくれるか、無意識で試していたと思います。   相手も自分も気持ちの良い「友情」関係がよく分からず、「友達だからわたしのすべてを受け入れてくれるよね?」「わたしもあの人のすべてを受け入れなきゃ!」と、これが当たり前の友情の定義だと感じていました。どうやら違うらしいと知ったときは、驚きましたw   男性と話すことはさらに苦手でした。いつも自分を低くみつもる無意識自動スイッチがオンになり、「わたしと話してくれているんだから楽しませないと!」という焦りや緊張が出て来すぎて、疲労してしまうのです。ですが、自虐ネタなら大得意なのでそれに乗ってくれると盛り上がります(後で傷つく)。けれど自虐は、自分を大切にしている人には通用しないことがあります。一時期、自虐ネタ以外に何を話せばいいんだろう?という状態になったこともありました…。   パートナーシップも大変でした。 イエスマンになりすぎて、対等な感覚で話し合いができないのです。「それは嫌だ」と伝えることはかなり勇気がいることで、だからわたしの雰囲気から「察して欲しい」が強くなり、相手は大変だったと思います…。   さらに、弱い自分やダメな自分は出しちゃダメだと強く思っていたので、社会に適合している自分、自己実現している自分をつくろうとすることに必死しでした。   この感じは20代の時が特に強かったなぁと思います。 20代後半には、自律神経失調症、パニック障害、子宮内膜症、ジストニアにかかりました。ヤル気がでなくて動けない日も多かったので、うつ状態にもなっていたと思います。   それでも「頑張りが足りないんだ」と、鞭を打っていましたが、30代になり結婚や出産で自分も周囲も様変わり。子育てとパートナーシップは、自分が頑張ってもどうにかなるものではなく…やっと、「何かがおかしい」とセラピーの道へ。   なによりも、〈自分として生きている実感、自分を大切に愛する感覚がさっぱり分からない〉状態だったことが、セラピーを受けようと思った一番の理由かもしれないです。   正直、受けようと思わざるおえなかった心や身体の状態がありすぎで、明確な理由は分からないですが…。 何か真っ直ぐに通り抜けることができないような、こんがらがった状態にありました。   ではなんで「インナーチャイルドワーク」と「エナジェティック・リレイションシップ」だったのかは次回へ続く…… 事務局 あさみ
    • 恐怖心を取り戻す必要性 2021年1月14日恐怖心を取り戻す必要性
      2021.1.14   2021年になりました。 今年もよろしくお願いいたします。   きっと昨年から感じている方も多いのではと思いますが、時代の変化を実感しています。これから、どんな世の中になっていくのでしょうね?   わたしは「どんな時も楽しもう」なんて腹の底からは言えなくて、「どうなるんだろう…」という先が見えない恐怖もたくさん感じています。今までなら「ポジティブシンキング」や「言霊があるから前向き発言しかしない」などを取り入れて、自分のハートの声を聞こうとしなかったんじゃないかと思います。わたしの場合ですが、実はこれらをやっている時は、現実が直視できず全力で現実逃避していただけでした。   インナーチャイルドワークを行うようになってから、もっっっのすごい怯えて生きてきたわたしの意識をたくさん発見しました。本当はこわいのに「こわい!」と言ったらいけない感覚があって、だから「わたしは大丈夫」というフリをして、なんとか生きてきました。   〈未来への恐怖〉を大切にできるようになってから、随分と繊細に自分を感じることができるようになったと思います。自分だけでなく、娘や旦那の不安や恐怖心もきちんと受け止めることができるようになりました。   〈未来への恐怖〉をないことにしようとすればするほど、自分を大切にしていなかったし、現実を生きようとしていなかったんだなぁ…と今なら分かります。それを踏まえた上で、ポジティブな選択していけたらいいなと思うのです。   わたしは、2017年からHEセンターの講座を受けはじめました。今年で5年目になります。これからもずっと学んでいきたいと強く感じるほど、インナーチャイルドワークは生活の一部になっているし、〈わたし〉を取り戻させてくれたセラピーです。   今までのプロセスをブログに書いてきましたが、今年はもっともっと自分に素直になって、書き綴っていきたいと感じてます。   まずは改めて、自己紹介からさせてください。   わたしは年齢は30代後半で、現在はHEセンターの運営や事務にも関わらせてもらっています。都内だけれど自然豊かな場所に旦那と娘の三人で暮らしており、娘は4月から小学生。重度知的障がいと自閉スペクトラム症があります。   これからも少しずつ、どんなふうに癒しが起きていったのかを書いていきたいのですが、インナーチャイルドワークに興味がある方がいたらまずは、   ACEスコア   をチェックしてみることをおすすめします。   これは「小児期逆境体験」をみていくスコアになりますが、わたしはスコア6でした。数値が高ければ高いほど、癒しのプロセスは時間がかかると言えると思います。 我が家の場合は目に見えた身体的暴力などはごくわずかでしたが、目にみえずらい逆境体験がたくさんありました。実は最初におこなった時は2つしかチェックがつかず、その後は4に増え、最近再びおこなったら6という数値になりました。   「こんなこと昔は普通だった」「みんな何かしらあるし」「育ててもらったんだから…」「親を悪く言っても仕方がない」「わたしの人生はそこまでひどくないし」etcなどの無意識が働きまくり、自分の過去を尊重できていなかったわけです。   6あると分かった今は、残念なことが幼少期に起きていたという事実を受け止め、「生を諦めないでよく生きてこれた。小さな頃のわたしの意識たち、頑張ってくれてありがとう」と、自分のこれまでの生を尊重できるようにもなっています。   この感覚を感じることができるようになったことが、まず何よりのギフトだなぁーと思っています。   ぜひ、気になった方はACEスコアページを見てみてくださいね。解説つきです。   では、また~~   事務局 Asami  
    • Asami’sプロセスブログ21「娘の障がいが教えてくれたこと」 2020年9月16日Asami'sプロセスブログ21「娘の障がいが教えてくれたこと」
      2020.9.16   私には、重度知的障がいと自閉症スペクトラムを持つ娘がいます。 先日、6歳になりました!   来年小学生になりますが、まだオムツが外れないのでのんびり見てもらいたい気持ちもあり、特別支援学校を選択する予定です。   私が心の学びを続ける理由の中に、「障がいとは何か」という問いがありました。 さまざまな考え方があると思うので、ここでは私のプロセスや私の想いを綴りたいと思います。   娘は一人っ子なので、成長速度を比べられる兄弟姉妹がいません。いつもニコニコ楽しそうにしているし、言葉がなかなか出てこないけれど、まさか「重度知的障がい」があるとは思わず。ですから、診断が出た時は「そうだったのか」と驚きました。 とはいえ、周りの子と比べると明らかに成長がのんびりなので、「この子はどうなっていくんだろう」という不安は常にありました。診断が出る前の事件ですが、数年前に福祉施設で起きたいたましい事件のことを考えると、今でも涙が出てきます。   「障がいとは何か」「人とは何か」   きっと、娘がそのように生まれてきてくれなかったら、私は自分自身を正直に見つめることができなかったと思います。 ある方が、「娘さんに招待されたんだね」という言葉をくれました。 何てピッタリな言葉なんだろうと、震えました。   保育園も、働き方も、小学校選びも、現実と直面することの繰り返しです。 聞きたくない言葉を言われることもありました。 そして、わたしの中にも、嫉妬や恐怖など、本当にたくさんのものがありました。   歩けるようになること。 走れるようになること。 ジャンプできるようになること。 線を引く、丸をかけるようになること。   さらりとできてしまうようなことも、じっくり時間をかけて、修得していきます。 そんな姿を見ていてある時、「あぁ、この子は体験•行為そのものを、ものすごく深く深く、味わっているんだな」と気づくのです。これはもしかしたら、実はとんでもなくすごいことなんじゃないかと思います。 また、話せないけれど、実は存在そのものが言葉を放っていると気づいてからは、コミュニケーションがスムーズです。娘も嬉しそうにしています。言葉は、言語になる前に、その人から溢れているんですね。   そして、存在を否定されること。 「分からないだろうから…」という言動は、当たり前ですが本当に伝わります。仲間外れにされたり、過度な期待を受けると、娘はどんどん萎縮していきます。 これは、私の中のチャイルドを大きく揺さぶりました。   世界中の人は、一人残らず、すべて全員、〈存在〉している。 できようが、できまいが、どんなことがあろうとも、何があろうとも、そこに〈存在〉している。   当たり前だけど、私はまったく実感しながら生きてこなかったようです。 どうやら私はずっと自分の〈存在〉を否定していたようで、私は今〈存在している〉ということに気づいた時、涙がぽろぽろ溢れてきました。   特別支援学校の見学に行って、たくさんの子どもたちに会いました。 音楽の授業で、身体で、心で音を感じている子。 土や草の感覚、風を楽しんでいる子。 先生とのコミュニケーションを「嬉しい」と全身で表現する子。   もれなくすべての子が、防衛することのない〈存在の美しさ〉で溢れていました。   こんな素晴らしいことを教えてくれた娘、子どもたちには感謝しかありません。 この先も、きっとも娘は想像できないような体験に招待してくれるんだろうと思います。   なにがあろうとも、どんなことがあっても、〈存在〉している。 なんて深い安心感をもたらしてくれるんだろう。   娘、ありがとう。あなたはママにとって、かけがえのない虹色の大切大切な宝物です。生まれてきてくれて、ありがとう。   写真は、アフリカの猫ちゃん。 Asami  
    • Asami’sプロセスブログ20「パートナーシップのプロセスは難しい!」 2020年9月9日Asami'sプロセスブログ20「パートナーシップのプロセスは難しい!」
      2020.9.9   最近すごく驚いていることは、旦那との関係が本当に変わってきていることです。 昨年にも「気づけば旦那がこわくなくなっていた」と書いていましたが、 そこからも変化を遂げています。   毎日一緒にいる人ですから、お互いに影響力は計りしれないですよね。 パートナーシップ。   付き合って3〜4年間くらいは、とにかく相手に合わせました。 今でこそ合わせてたと思えますが、当時は無意識でしたね。 そして、仕事でも奴隷のように働いてましたから、   頭の中がボーッとする、表情がかたくなる、目の輝きがなくなる、 パニック障害、ジストニア、子宮内膜症、 喉はいつも何か詰まっている感じで、 肩こり、腰痛、夜中の足つりなど、めちゃくちゃでした。   自分らしく在れないというのは、もう本当に大変なことです。   紆余曲折経て、出産後にセラピーの道に入るわけですが、 一番変化も遅く、 プロセスが大変なのは、パートナーシップのように思います。   インナーチャイルドワークを学んで驚いたことのトップに、〈世話する子•世話される子〉というものがありました。   旦那は、私のことを“小さく扱う”コミュニケーションで、頭の回転も早く、言葉でも態度でも圧迫してくる。=世話される子 一方私は、相手の期待や希望に添うこと、喜ばせることができないと、猛烈な罪悪感を感じて言動はしどろもどろ。=世話する子   恐ろしいことに、実家の父母もまったく同じ関係です。 まさか!と思いましたが、やはり私は罪悪感を感じることや、相手の希望に添うこと、 そして必ず期待に応えることはできないという無価値観を、〈愛〉だと勘違いしていたわけです。   世話することで、自己証明する、世話する子。そしてその世話は報われない。 素晴らしい男女間の依存のマッチング!   気づいたところで、どう変化させていったらいいか分かりませんw   もう、傷つけられるのはやめだ!と思い、先手必勝で今度は私が旦那を追いつめる側に回りました。 「子どもを見ない男」「役に立たない男」「どうしようもないやつ!」ということを証明していきます。一時、これをパワーだと勘違いしてた時期もありました…。   で、やっぱりパートナーシップは冷静になることが難しく、「おや?立場が入れ替わっただけで、前と変わってないかも…?」 とかなりしばらくしてようやく気づくわけです。 たぶん旦那に対して、「私の父のように振る舞って!」「あなたは私の父より劣る!」「あなたを喜ばせることは父を喜ばせることだ」etc、ほかにも色々、実の父と旦那を超無意識に混同して、毎日投影祭りを行っていたと思うのです。 もしかしたら相手は、お母さんを私に投影するお祭りを行っていた可能性もあります。   最初の数年間は、母のことにたくさん取り組みました。そしてようやく父のことに取り組めるようになり、ボロボロと投影がはがれ、旦那を旦那として、その存在として感じることができてきたような…気がする今日この頃です。   〈誰か〉に母の代わりになってもらうのではなく、 〈誰か〉に父の代わりなってもらうのではなく、 私の父母は、私の両親だけ。   旦那と二人で居ても、 楽しい雰囲気にしなきゃ!とか、 こいつに何か言われないよう、強くでなきゃ!と思わなくてすむ、 ごく普通のコミュニケーションがとれる日が来るとは!!!!   過去の自分、プロセス中で悩みもがいていた自分に、「ありがとう!」と言ってあげたいです。 最近私は旦那と一緒にいても、いい笑顔で笑っています。   写真は、アフリカの海辺。陽が落ちるとき。 あさみ  
    • Asami’sプロセスブログ19「わたし、お誕生日おめでとう」 2020年9月1日Asami'sプロセスブログ19「わたし、お誕生日おめでとう」
      2020.9.1   8月30日は、私の38回目の誕生日でした。 今までまったく問題だと思っていなかったのですが、 今年は、大きな事件が起こりました。   実家の父は、子どもたちの誕生日をまったく覚えてくれませんでした。 誕生日のお祝いに父が同席した記憶もありません。 きっと小さい頃は祝ってくれていたと思います(思いたい)。 ですがやっぱり、父から「お誕生日おめでとう」と言われた記憶はありません。   実家ではそれはギャグになっており、 子どもたち(私の下に、弟、妹がいます)が「お父さん、うちらの誕生日いつでしょう?」と 質問することもありました。その答えは、無視されるか、いつも間違っていました。 そういえば、母の誕生日も、父の誕生日も、家族でお祝いをした記憶がありません。   さらに、なぜか私は友人にも誕生日を忘れられることが多くありました。 みんなの誕生日会をやっても、私だけ忘れられる。 けど、恥ずかしいし、自分が哀れだし、「今日、私の誕生日なんだ」とカミングアウトすることもできず…。   FBの誕生日公開なんて間違ってもできないし、 30歳を超えたあたりから、「もう誕生日はあってないことにしよう」と決めていました。 インナーチャイルドの講座やエナジェティックリレーションシップを受けて来ましたが、 なかなかそこに自分が触れることもなく、きっと痛みが大き過ぎるからかと思うのですが、無意識に過ごしてきました。   ですが今年は、どうしても誕生日に水族館に行きたくなったのです。 旦那に相談すると、忙しいから行く時期を変えて欲しいと言われ、さらには「いまさら、誕生日にこだわるんだねぇ」なんてイヤミまで言われました。 いままでの私なら、作り笑顔で「そうだね、みんなが平気な時にしよう」と答えていたかと思います。 ですが、今年は「私は私の誕生日を大切にしたいし、誕生日にわたしが行きたいから、じゃあ、娘と行ってくるね!」と答えていました。   驚く旦那w   その夜、たくさんのチャイルドが出てきました。   「今まで、いなかったことにされて本当に悲しかった」 「誕生日をお祝いして欲しい」 「わたしは、いきてるよ!ここにいるよ!」   そして、父に対して本当に残念に感じていたこと。 ギャグにしないと、とてもじゃないけど心がもたなかったこと。 私は、私自身という存在に対しても失望し、残念に思っていたこと。   自分自身に対して、心の底から、「ごめんね」と伝えました。   誕生日当日は、コロナ対策をしながらですが、旦那と娘が私の大好きな水族館に連れて行ってくれました。 待望のシャチショーも見れ、感涙。   さらに当日、父から「お誕生日おめでとう、9月にお祝いしよう」とラインが。 続けて、母、弟、妹からもお祝いのメッセージが届きました。 なにが起きたのか、びっくりです。 すごくすごく、嬉しかったです。チャイルドが喜んでいるのも分かりました。   私は、私のチャイルドに伝えます。 あさみちゃん、生まれて来てくれてありがとう。 あなたが楽しいことをたくさん体験しようね。約束するね。   わたし、お誕生日おめでとう!   写真はアフリカ上空、飛行機から見えた虹。 あさみ    
    • Asami’sプロセスブログ18「“あなたより知っています”と主張するアダルトチャイルド」 2020年8月22日Asami'sプロセスブログ18「“あなたより知っています”と主張するアダルトチャイルド」
      2020.8.22   私には、とても苦手なものがありました。 それは“望んでもいないアドバイス”です。   例えば、心が動くことがあって、そのことを話した時。 後度、その場にいた誰かが駆け寄って来て、 「それは〜〜〜したほうがいいと思う」 「〜〜〜〜だからじゃない?」 「繊細だからだよ…今までつらかったね」 「なんにも問題ないと思うんだけど、どうして問題だと思うの?」 etc…。   アドバイスを求めたならまだしも、 そうではないのにアドバイスをいただくと、 すごく侵入される感覚だったり、 自分の無価値観や敗北感を刺激されます。   「あなたを思って言っているのよ」と見せかけた、何らかのエネルギー…。   そのアドバイス、ちょっといらないかもと態度に出してしまうと、 「あぁ、まだ受け入れることできないよね」なんて言われることもしばしば。   もちろん、自分自身も誰かに対して、 「あなたより、私のほうが知ってるよ!」と主張したくなることもあるし、実際にたくさんしてきていると思います。 そういうときは、自分を形に例えると、尖っていて、歪んでいる。 言った後も満足することはなくて、一時の優越感があるだけ…。   一方、〈わたし〉〈あなた〉の境界線を感じていて、自分の場所から声をかけてくれる方の言葉は、本当に助けになります。 どうやったらそんなふうに人と関われるようになるのか? 覆いかぶさるでもなく、こてんぱんにするでもなく、相手を無視しながら「してあげてる」優越感に浸るわけでもなく、愛に溺れるでもなく、 シンプルな共感。   呼吸もゆるやかで、それぞれの場所で、共に生きているような安心感。。。 この関わりは、憧れでした。   たくさんのチャイルドに出会うプロセスの中で、 この8月は「こわくてしかたない」チャイルドに会いました。 人と関わることが、とにかく恐怖。 勝つか負けるしかない。 自分にも相手にも無価値だとバレないように、隠さないと! 呼吸は粗く、緊張、緊張、緊張。   こんなにも「こわい」と感じていたチャイルドを知って、 もう本当に驚いてしまいました。 骨の髄まで、恐怖!   何度も何度も、何度も、チャイルドを保護しました。 すると、世界の見え方が少しずつですが、変わっていきました。 自分にとって攻撃としか感じないコミュニケーションはいらないし、わたし自身も、それを相手に行う必要性が、どんどんどんどん、なくなってきました。   それをしなくても、〈わたし〉も〈あなた〉も、存在している。 「わたしは在る」という感覚が、安心させてくれる。   こんなに「こわい」感覚のままいさせてしまって、小さな私、本当にごめんね。 お母さんが迎えに来たよ。もう、そこにいる必要はないからね。 一瞬一瞬、美しさや喜びで、満たされていてもいいし、満たしていこうね。 条件で、存在を承認されることは、もう終わったから安心してね。   今まで、ほんとうにありがとう。   写真は、アフリカの海。  
    • Asami’sプロセスブログ17「父の思い出の誤解」 2020年8月4日Asami'sプロセスブログ17「父の思い出の誤解」
      2020.8.4   夏になりましたね! 夏、大好きです。 きっと、チャイルドの楽しい思い出が多いのだと思います。   夏休み、海、花火、川、アイス、プール…etc 前回のブログでは、父はほぼ子育てに無関心だったというようなことを書きましたが、 あれからたくさんの父との思い出を、思い出すことができました。たくさんありました…。   思い起こすと小学3年生くらいまでは、 夏になると父が色々なところに連れて行ってくれていました。 父は自分も一緒になって子どもと遊んでくれるタイプだったので、 田舎に帰省すると、川沿いを歩く冒険ごっこなどをしたものです。 親戚の子、近所の子も一緒になって、水筒とおにぎりを持って冒険に出発! 父は人気者でした。   やっぱり子どもはお父さんのことが大好きで、 その思い出も、人格を形成していくよなぁと思います。 父は「中国を旅してみたい」とよく言っていました。 子ども心に、「私たちを養っているから、お父さんの夢は叶えられないのだな」という、 今ではそれは罪悪感だと分かりますが、当時はなんともいえない感覚を感じていた記憶があります。 それから父の仕事はとても忙しくなったような気がしていて、もしかしたら、そのことも「子どもを養うために、父は犠牲になっている」というふうに感じていたかもしれません。   その思いは旦那にも向けらているかもしれなくて、その罪悪感が色々と問題の引き金になっているのかもと、ふと書いていて思いました。 さらに、旦那は中国好き。中国をよく旅していました…。なんと!   結果として私は、父の思いを自分が世界中を旅することで叶えようとしたのかもしれないし、川沿いの冒険の記憶を再現しようとしていたのかもしれません。もしくは母がよく、「私は何の取り柄もない。人生の楽しみがない」とよく言っていたことを「そんなことない!」と払拭しようとして行っていたのかもしれません。   親の願いを叶えようとする、「世話する子」の姿なのでしょうか…。   けれど、どんなことが起きていたにせよ、旅したことはとんでもなく私の魂の栄養になったことは事実です。 この親子のつながり、一体なんなんでしょうね。   小さな頃の私に伝えてあげます。 「おとうさんの夢が叶えられなかったのは、あなたのせいじゃないよ。ずっとずっと、誤解してきたんだね」 「おとうさんが忙しく働いているのも、あなたが生まれたせいじゃないんだよ。何か困ったことがあったら頼りたいと思っても大丈夫だよ」 「私が、いつもあなたの側にいるからね」   さぁ、今年はどんな夏になるでしょうか?!   写真は、サバンナのライオン(メス)。 狩りはメスの集団が行います。                    
    • Asami’sプロセスブログ16「衝撃的なチャイルドの言葉! ~父の恋人〜」 2020年7月21日Asami'sプロセスブログ16「衝撃的なチャイルドの言葉! ~父の恋人〜」
      2020.7.21   先週、「“喜び”を生きるための ハートグループセラピー」が開催されました。 この講座は月に一度開催されるグループセラピーなのですが(次回8月8日 21時〜開催) その中でインナーチャイルドと出会う時間がありました。   イメージの中、父に「愛の誤解」のエネルギーを返す場面があったのですが、 そこで、私のインナーチャイルドは言ったのです。 「これを返したら、お父さんの恋人でいられなくなる」と……。   え? えぇぇぇぇ? とてもとても驚いてしました。   いやいや、まさかそんなはずないでしょう、と。 けれど、ハッキリとチャイルドは言ったのです。 そんなはずないよね〜と思いながらも、 身体は脱力。 混乱しながらも、クリアになった感覚。   実際にはほぼ子育てに無関心、精神的に不在だった父親。 関わりはとても薄かったです。 (私に子どもが生まれてからは激変しましたがw)   これは、母を助けるためのアダルトチャイルドの戦略なのか、 父を助けるためのアダルトチャイルドの戦略なのか、 どっちもなのか……。   こんなふうにして無意識の中で、 家族の構造、役割の入れ替わりが起きているものかと、本当に驚いてしまいました。   恋人になったら、お父さんにこっちを見てもらえると思っていたのかな? お父さんを、恋人のようになろうとすることで助けようとしていたのかな?   子どもの感覚のまま、 「おとうさんが大好き」というシンプルな感情を素直に感じることが、こんなにも難しいなんて。   私は、お父さんを助けなくていい。 私は、お母さんを助けなくていい。   「そうなったら、私の役割がなくなってしまうじゃない」 というチャイルドの思いはまだありつつも、新たな場所に立ったような感覚です。   写真はエチオピアのコーヒーセレモニーです。 フランキンセンスを焚いて、コーヒー豆を炒って、時間をかけて淹れてくれます。 大好きな時間でした。                 あさみ
    • Asami’sプロセスブログ15「映画とインナーチャイルド」 2020年7月14日Asami'sプロセスブログ15「映画とインナーチャイルド」
      2020.7.14   私は映画が大好きです。 高校卒業後は映像関連の専門学校に行き、バイトも映画館の映写技師。 映画制作に関連する仕事も数年していました。   映画が始まる時の新しい世界が広がるワクワク感や、 見終わった後の高揚感は格別。 子どもが生まれてからは足が遠のいていますが、そろそろ映画館にどっぷり浸りたいです。   たくさん作品をみてきましたが、なんだかんだ、一番好きな映画は、 製作総指揮スティーブン•スピルバーグ、 リチャード•ドナー監督の『グーニーズ』!!!!! シンディ•ローパーが主題歌を歌っている冒険映画です。   もう、オープニングからワクワクしっぱなし。 今見ても色褪せない! 私の中の、チャイルドたちが大喜びしているのを感じます。無条件に楽しい! きっとこの映画に出会わなかったら、旅にも出ていなかったんじゃないかなと思います。 元気が出ないとき、消えてしまいたい時。 『グーニーズ』を見ると元気が出ました。   思春期や専門学生時代はオシャレな感じの映画や、難しいテーマのものを「好きな映画」と言っていた時期もありましたがw、 今は自信を持って『グーニーズ』と言います。 ほかにも、やっぱり名作『スタンドバイミー』はいいですよね…。 映像も音楽もストーリーも何からなにまで素晴らしい。 小さな頃みていた景色、感じていた痛み、小さな喜びを思い出させてくれます。   映画作品は常に変わらずあり続けてくれるから、 当時のピュアな自分、大切な<わたしのエッセンス>を記憶してくれる。   最近映画が見れなかったのは、 もしかしたら、過去の自分をまるごと消してしまって、新しい自分になろうとしていたからなのかしれない…と書いていて感じました。 それこそが、自分のインナーチャイルドをもっとも傷つける行為…。 誰か別の自分になること•理想の自分になること•素晴らしい自分を目指すこと。 「そうじゃないよ、私はここにいるよ」 あの頃映画を見ていた私が、教えてくれている気がします。   まずは今夜、『グーニーズ』のDVDから観てみようと思います。   写真はケニアの海辺です。                     あさみ  
    • Asami’sプロセスブログ14「植物とインナーチャイルド」 2020年7月2日Asami'sプロセスブログ14「植物とインナーチャイルド」
      2020.7.2   娘(5歳•自閉症&知的障がいあり)は、山の上の自然豊かな保育園に通っています。 自宅から電車で2駅、さらにそこからママチャリで25分かけて山を登って、送迎に行っています。   現在の保育園に通う前は、自宅の近くの保育園に通っていました。 当時はまだ診断は出ていませんでしたが、発達がのんびりでしたから、園に診断書を提出して欲しいと言われました。 今も通っていますが療育センターにもお世話になっていたので、担当医に相談すると「できるならまだ診断は出したくない」とのこと。 その時は4歳以前でしたが、その先生の方針だと、早く診断を出すと診断名に周りの大人が引っ張られ、 実際にそうなっていくことを懸念してくれていたようです。   悩みました。   そんな時ちょうど、今通っている園が設立されることを教えてくれる人がいました。 山を超えなきゃいけないし、「私にできるかな?」と悩みましたが、 面談に行った際に、聞かれてもいないのに私が娘の状態のことを話始めると、園の先生が一言。   「娘さんの大好きなところを教えてください。それで十分です」と。   泣きました。 いま思い出しても泣けてきます。   その言葉には、本当にいろいろと込められていたと感じます。 世界に受け入れられた一言でした。   それから今年で3年目。保育園も最後の1年です。 「大変かな?」と思っていた自転車も(バスの本数がまったくないのです…)、 春は芽吹く緑と花の育ち、 夏は高い空と雲と草の濃い匂い、 秋の美しい色の移り変わり、 冬は深い静寂を肌で感じさせてくれて、こんなに幸せな時間があるのかな?と感じられています。   どんなに忙しくても、気分が落ちていても、変わらずそこにある自然の風景。 大自然が過ぎるので、雨や台風の影響なども十分すぎるほど受けるのですが…、 この自然からも「世界とつながっている」ことを教えてもらっています。   私はアロマとハーブが大好きです。 インナーチャイルドワークを学ぶ前から、アロマにもハーブにはだいぶお世話になっていました。 フランキンセスの香りには特にお世話になったので、頭が上がらないと思っているほどです。   植物の形や色は本当にさまざまで、それぞれに個性があって存在していて、 それだけでも、受け取るものがあります。 私のインナーチャイルドたちは、随分植物たちに救われてきたんだなぁと、 先日、庭に咲くアップルミントの香りが教えてくれました。   山に沈む夕日を見ること、風や四季の移ろいを感じること。 私の中のチャイルドも、リアルチャイルドも、送迎の度に堪能して喜んでくれているようです。                         写真は、アフリカでお世話になっていた村の風景。 この男の子、いつもたのしそうでした!   Asami  
    • Asami’sプロセスブログ13「胎児の頃の“これ、なぁに?”」 2020年6月22日Asami'sプロセスブログ13「胎児の頃の“これ、なぁに?”」
      2020.6.22   オンラインハートカレッジでリリース予定の「年齢別チャイルドヒーリング」(COMING SOON!)、 動画制作が進んでいます。 それに伴い幼少期を思い出す機会が以前よりも増えています。   その体験が正解、不正解ということではなく、 思いきって母親のお腹の中にいた頃の感覚を感じてみようと思い、ある日の寝起きにトライしてみました。   •「気持ちがいい」という感覚よりも、不安や空虚の中にいる感じ •息苦しい •「何か」と一体になっている感覚 •心地よいもの、そうでないものに覆われる感じ •安定したリズムと不安定なリズム などなどを感じました。   寝起きのぼんやりした中で行っていたのですが、 「これはなんだ?」 「この不安定な感覚はなんだ?」 「知らないとダメ!」 「早くこの感覚の答えを見つけなければ!」 と、胎児期とは別に、焦り急いでいる幼少期のチャイルドが出てきました。 この急いでいる感覚、日常茶飯事です。   そのチャイルドを感じながら、私自身も焦ってきました。 「はやく、答えが知りたい!!!」と。 「こんなとき、どんなふうに声をかえてもらったら、安心するだろう?」 と、気持ちを落ち着けて感じてみたら……。   「それを分かろうとしなくても大丈夫だよ」 という言葉が一番しっくりきて、焦りがスーーーっとひいていきました。   もしかしたら、不安や空虚感などなど感じたものって私のものではなくて、 家系が代々引き継いできた、エネルギーそのものなのかもしれません。   赤ちゃんや幼少期にそれらを分かろうとしなくていい。 きっとまた別の日に行ったら違う胎児の感覚が出てくると思いますが、 感情と体感覚を一致させていくことの大切さを実感する今日この頃です。               写真はケニアのカバです。実物のカバは、それはもう大きくて迫力があります。 Asami  
    • Asami’sプロセスブログ12「DANCE! DANCE! DANCE!」 2020年6月15日Asami'sプロセスブログ12「DANCE! DANCE! DANCE!」
      2020.6.15 2020年6月15日現在、「オンラインハートカレッジ」では、 成長段階に合わせてインナーチャイルドを感じて行く「年齢別チャイルドヒーリング」と、 ハートメッセージを解説していく「ハートメッセージガイダンス」の動画を鋭意作成中です。 これが思いのほかすごい強力で、とくに「年齢別チャイルドヒーリング」はじわじわどころか、ずんどこ来るものがあります…。 乳幼児期の自分に出会う「フィーリングエクササイズ」は無料でご覧になれますので、ぜひ。 「フィーリングエクササイズ」 この続き、 各成長段階のチャイルドの説明動画とフィーリングエクササイズを作成している、ということになります。 次回から、年齢別に合わせたエクササイズ体験記を書いてみようかと思うのですが、今まで抑圧して来た感情が湧き上がってくる感じなのです。 もうこれが結構、みぞおちやら胸の辺りが時にモワモワ、時にじんわり優しくあたたかな感覚があって、 どっちにしても感情抑圧人生を送ってきたので(無意識に…)「この感覚よ、消えよ!」と、命じたくなるくらいでw そんな時は、自宅で娘と一緒にDANCE!です。 (注:旦那がいない時間に)   <チャイルド>には3種類いて、 ①傷つく&傷つけることを恐れて感情を抑圧し、あの手この手で防衛を繰り広げてくれる=アドルトチャイルド ②生命の躍動である恐れ•悲しみ•怒り、そして喜びを感じるインナーチャイルド ③コアであるワンダーチャイルド!←この字面だけで楽しい感じになりますね。   学びを始めた頃、この3つの区別がさっぱりつかなかった私。 特にアダルトチャイルドが自分自身だと勘違いしているので、アダルトチャイルドを感じるまでには時間がかかりました。 体感として、その違いが分かったのは実はこの音楽を聞いた時。   Siaの「The Greatest」です。 冒頭から、WE ARE YOUR CHILDREN の言葉が…。 https://www.youtube.com/watch?v=GKSRyLdjsPA 歌とPVを観ながら、ボロボロ泣いてしまいました。なんか、今でも泣けます。 檻を蹴破って、瀕死の子どもたちと奮闘!!!! 怒りや悲しみ、押えつけられた感覚、解放をものすごく感じたのです。 チャイルドの「ここにいるよ!!!」というSOSが聞こえてくるようでした。 これをかけながら、家の中をフリーダンスすると、身体を感情が通り抜ける感覚があります。 実はつい最近、Siaの新しいPVが上がりました。 「Together」です。 https://www.youtube.com/watch?v=RxaOuftVSd4 これ、出ている子どもたちがたぶん「The Greatest」と同じなのですが、 おんなじ人がつくった曲ですか???と。 一緒に踊ると、ワンダーチャイルドが炸裂します! うちの娘も大興奮!!! ものすごい楽しそうです。 人生にダンスは必須ですね。               写真は、ケニアの村の青空! Asami
    • Asami’sプロセスブログ11「セサミストリートが教えてくれる多様性」 2020年6月8日Asami'sプロセスブログ11「セサミストリートが教えてくれる多様性」
      2020.6.8   私には日々の暮らしの中で、講座以外にもインナーチャイルドを感じさせてくれるものがあります。 それは、「セサミストリート」! そう、エルモたちが出てくるアレです。   実は私はオンタイムでは「セサミストリート」を見たことはなくって、キャラクターの名前を少し知っている程度でした。 きっかけは駅に貼ってあったセサミストリートのポスターで、「自閉症」の文字があり、「?」と思って「セサミストリート 自閉症」で検索したことがきっかけでした。   なんと、数年前からセサミストリートに自閉症の女の子ジュリアというキャラクターが加わっていたのでした! も~!!動画を見て、泣いてしまいました。 うちの娘も自閉傾向にあるので、エルモやアビーの優しい言葉に本当に胸を打たれてしまったのです。   「みんなちがってみんないい」「多様性」って、なんとなく分かるけど、でもいざ「自分の娘がいわゆる通常のレールから外れたら」となると、ものすごく感じることが色々とあります。 これこそ、外側ではなくて自分の内側をみていくことがすごく大切で、私の一生のテーマなんだろうなと思っています。   言葉にできない感情を、安心や優しさに変えてくれたこの動画。 インナーチャイルドも安心して、思わず歌ったりダンスしたくなります! 「Meet Julia ジュリアの紹介」 https://www.youtube.com/watch?v=uJEM_fQfcCg   ほかにもおすすめが2作あって、 「髪質」をテーマにした「ヘアダンス!」 https://www.youtube.com/watch?v=25V7HZT9N_s   自分らしさとは?を教えてくれる「グッド•バ―ドクラブ」 https://www.youtube.com/watch?v=-AmJTvQiOaY   本当、おすすめです!             写真は、サバンナのヌーさんたち。 Asami
    • Asami’sプロセスブログ10「親友は“緊張”!?」 2020年6月1日Asami'sプロセスブログ10「親友は“緊張”!?」
      2020.6.1 「オンラインハートカレッジ」、講座が始まっています。 やっぱりグループっていいですね。一人じゃ到底気づかない角度から「まじか…」という気づきをもたらしてくれます。 私は今から約10年ほど前、パニック障害になりました。 電車に乗るのが怖い、ライブ会場に行けない、飛行機に乗れない、コーヒーを飲むと動悸がする。仕事に通うだけで、とっても大変でした。 初めて心療内科に行った時、たまたまあたった先生が、「薬を出します。だけど飲んでも根本解決にはならないです。お守りとして持っておいて、なぜ自律神経が乱れてしまっているのか、そこを見ていったほうがいいですよ」と言ってくれ、本当にお守りにしました。 同時期、最近はその名を耳にすることも増えてきましたが、痙性斜傾(頸部ジストニア)というものにもなりました。 ストレスがすごくて、何がストレスか分からなくて、頭の中がいっぱいになり、頭の中が常に熱くなって、気がついたら首が鉄板みたいな固さになり、ギューっと締め付けられるような頭痛と不随意運動が起こるようになりました。 これも治療法が確立されているわけではなくて、こわばりをゆるめる薬を処方されたのですが、飲むととにかくボーっとしてしまう。 しばらくして、薬を飲むことをやめました。 以前にくらべたらかなり楽になりましたが、今でも呼吸が苦しい時は多いです。 ハッキリいって、当時は絶望していました。 20代でそのような症状が出て、それはもう苦しかったです。 絶望していたけど、自分を見ざるおえなくなりました。 きっとこの時から「自分を救う」道のりがスタートしていたのかな?と思います。 時は流れ、この間行われたカレッジの講座で、 ある方の「コンステレーション」(エナジェティックリレーションシップ)に参加させていただきました。そこでガツンと気づきがやってきました。 私は「緊張」が常に近くにないと不安だし、それがないと自分ではない感じがする。 「緊張」がない自分なんて想像できないし、「緊張」がないと仲間外れにされそうな気がする。 常に歯を食いしばって自分をコントロールしていないと、何かやらかしてしまいそうで不安。 「緊張」は私で、心を許せる戦友で、いつも側にいる親友のような、そんな感じ。 だから、「緊張」を手放したくない。 離れ離れになると考えたら、胸が痛んで悲しい気持ちになりました。 こんなに緊張と一体になっていたら、色々な病気にもなるよね…と思います。腑に落ちた瞬間でした。 「私は緊張を手放します!」なんて言えなくて、ゆっくり少しづつ、「そんなやり方しなくてもいいんだよ」と自分自身に優しくありながら、進んでいきたい。 そして親友である「緊張」に対しても、「今まで私と一緒にいてくれてありがとう。私を、“傷つくかもしれない”という恐怖から守ってくれてありがとう」と伝えたいと思うのです。 この「緊張」がなければいけないという裏側には、 •役に立つ人でなければいけない •私には価値がないということがバレてはいけない •この世はこわいところ •世界に歓迎されていない •調和を乱したらダメ!ぜったい! •気を抜いたり楽しんだりすると、良くないことが起きる きっともっと色々な誤解がチャイルドにあるのだと思います。 不思議ですが、「緊張」にお礼を伝えると、涙が出てきてしまいます。 そして10年前の自分に、「わたしを諦めないでくれてありがとう。今、私は笑っているよ」と伝えてあげたいと思ったのです。               写真はサバンナの早朝。美しい赤です。 Asami
    • Asami’sプロセスブログ⑨「予期せぬ出来事が起きた時のチャイルドたち」 2020年5月25日Asami'sプロセスブログ⑨「予期せぬ出来事が起きた時のチャイルドたち」
      2020.5.25 久しぶりにブログを書きます。   2020年5月23日に、「オンラインハートカレッジ」がスタートしました。 オンラインだからこそ受け取れる癒しや気づきを…ということで考案されたカレッジで、 私は事務局として関わらせていただいています。   記念すべきオープン日である23日の夜、特別講座としてオンラインのグループ講座が開催されたのですが、、、。 なんと、いつも接続に不備など感じたことがないwifiの調子がめちゃくちゃ悪い!   立ち上がらない、 つながらない、 参加者さんの動画がみれない、 声が飛ぶ&遅れて聞こえてくる。 サーと血の気がひいて、焦り始めた私。 すると、聞こえてくる心の声。   「大切なとき、いつも失敗する。私は出来損ないだ。みんなあきれている!」 なんだか、みんなが怒っているようにみえてきて、無力感で思わずズームを放り出したくなりました。   この感覚、けっこう私にとっては馴染み深いもので、オンラインだけでなく、 すごく大切に思っている仕事の場面や、遊びの場面でも起こることがあります。 インナーチャイルドはガタガタ震えていて、ひたすらパニックになるアダルトチャイルド、なぜか外側に向って怒っているアダルトチャイルド、そして内側-わたし自身-に怒りを向けているアダルトチャイルドなど、複数のチャイルドを感じました。   幸い、ファシリテーターのIshaさんの「ハートとつながる瞑想」の誘導が始まり、 「誰も(みんなも、わたしも)怒っていないし、飽きれていないよ。大丈夫。落ち着いてもう一度、つなげてみよう」 と、自分がチャイルドたちを保護して安心させてあげることができ、その後は最後までネット環境が落ち着きました。   この、何か予期せぬ出来事が起きた時に、 外側に対して怒る感覚と、内側に体して怒る感覚と、パニックになる感覚と、同時に自分に絶望している感覚が、 がっつりとタッグを組んで、現実を複雑にしていたのかもしれません。 初日からチャイルドと出会えて良かったです。   さぁさぁ、オンラインカレッジでどんな内側の旅が始まるのでしょうか…。   写真はケニアを列車で一人旅した時のもの。列車の旅、大好きです。               Asami
    • Asamiのプロセスブログ⑧「サバイバーの子育て」 2019年9月28日Asamiのプロセスブログ⑧「サバイバーの子育て」
      「サバイバーの子育て」 先日、娘が5歳になりました。 3歳くらいまでは発達がのんびりでも、医師や周囲は「様子を見ていきましょう」だったけど、もうこれからは違ってくるだろう。「幼児」というくくりではなくて、「子ども」の段階になってきたんだと実感。   タイトルにある“サバイバー”とは、インナーチャイルドワークでよく出てくる言葉。「生きる」と「生き抜く」を誤解している状態で、私はもちろん、強烈なサバイバーだった。いや、だいぶゆるんではきたけれど、今もサバイバーであることに変わりはない。 サバイバーは強烈な刺激の中に生きてきたので、薬物やアルコール中毒同様、辞めることが難しいのかもしれない。   サバイバーの子育ては大変だ。 色んなサバイバーの形があると思うので、ここは私の状態で説明しよう。   キーワードは、「とにかく極端」。   子どもを生んでから、私はいきなりめちゃ自然派志向になった。服装も変わった。自然の中に引っ越しもした。 そして、子どもに好きなことをさせてあげたいという思いから、自由奔放に育てるという選択をした。(そこには、それをさせてもらえなかったという怒りや悲しみが原動力としてあったのだと今なら理解できる)   けれど、まず私が「自由」がどんなものかを誤解していたので、その子育ては何かが歪んでいた。旦那にも私の思いを強要していたので、仲が至上最強に悪くなっていった。(※このころは強要していたつもりはなく、それが当然だと思っていた)   娘は自閉症の傾向があるので、なかなか目が合わない。意思の疎通ができない。言葉が出ない。オムツがとれない。指しゃぶりの時間が長い。 けど私は、「これは個性なんだ!」「おかしいと言う世の中がおかしい」(←誰もそんなことは言っていない)、「娘を自由にさせたい!」と頑張った。   今思うと、「おいおい!」って思うけど、あの頃は必死でしたよ。   そうやって自由にやってても何かがうまくいかないし、自分も相変わらずしんどいしで、今度はセラピーに一直線になった。で、セラピーを受けるためにはお金が必要なので、仕事も死ぬ気で頑張った。 気づけばセラピーと仕事に費やす時間が大半を占め、今度は子どもに向い合う時間が少なくなっていった…。何かおかしくない?と思いながら、「いや、セラピーだし合ってる!」と自分を説得した。この頃は、セラピーのことも誤解していたと思う。   本当に極端。 でも、この方法しか知らない。   で、紆余曲折あって、 インナーチャイルドワークに出合い、私自身がアダルトチャイルドにコンタミされていたことにようやく気づけた。   そして、「個性だ!」という前に、目の前のこの子をきちんと見ようと思えるようになった。見ていなかったということを認めるのも大変だったけど。。。。   リアルチャイルドは、自分のインナーチャイルド。 これは本当で、私が娘と向き合うようになってから、娘はどんどん花開いていった。   まず、保育園を環境が良い少人数性の園に変えた。これにより送迎の時間が早くなってしまったので、私は仕事中毒から脱して自分が心地良いと思う働き方を見つけざるおえなくなった。娘は園の先生たちに懐きまくりで、大好きな様子が伝わってくる。 私も先生たちの在り方に感動して涙することがしょっちゅうあって、こんな安心感を感じたことは今までなかった。これは大きな転機になった。   「効果あるんかな?」なんて気持ちで(失礼)通っていた療育センター。今は先生たちを見るなり、抱きつき、はしゃぐ娘! ほかにも音楽療法、マッサージ療法、右脳と左脳をつなげる教室にも通っているけれど、回を重ねるごとに出来ること、表現できることが増えていって、自信をつけて楽しんでいる様子が伝わってくる。   身長や体重もなかなか延びない増えないで悩んでいたけど、不安に思う自分もひっくるめて、娘の成長速度を受け入れられるようになってきた。   今でも目が合わないこともたまにはあるけれど、目が合えばニコニコの満面の笑顔!指しゃぶりの時間も短くなり、娘の世界に私を入れてくれる、そして私の世界にも入ってきてくれるようになった。   旦那に懐かなかった娘。 私の気持ちをきちんと旦那に伝えられるようになってから、旦那から離れない!もちろん、旦那も娘が大好きだ。   言葉もまだまだ少しずつだけど、単語が出てくるようになった。何より、本人がそのことに対して嬉しそうなことが私も嬉しい。   たぶん私はまだまだ極端な行動言動が多く、自分を含め家族もその振り幅に巻き込んでいることが多いであろう、サバイバー子育て。 けれど、一気にサバイバーを辞めようと思うことこそ極端だと思う。きっと、気づかないうちに、私のハートの成長と共に、ゆっくり解放されていくんだろうな。 その頃には、怒りや悲しみを原動力にするのではなく、「愛」を原動力にできるのかな?   子どもは天使。 いつも「愛」とは何かを教えてくれる。 けれど教えてもらうだけではなくて、私も娘に愛を伝えたい。 旅はまだまだ続くよ、どこまでも。   写真はサバンナの王者ライオン! 迫力あるけど顔は間違いなく猫科で、めちゃ可愛い。 動物も子育てを反省したりするのかな? Asami   1dayワーク&その他 9月27日(金) チャクラカードリーディングの会〜チャクラ心理学 https://hearteducation.center/course-introduction/chakura-card-reading-190927.html チャクラ心理学の理解に基づいた理解を元に読み解くチャクラカードリーディングでは、7つのチャクラ毎に35枚(全245枚)ものメッセージの書かれたカードを使って、私たちのチャクラにとって必要な課題を明らかにしていきます。 10/4(金)イントロダクション〜私のエネルギーを生きる https://hearteducation.center/course-introduction/intro-191004.html イントロダクションは、最初の扉であり、コースの間何度も戻ってくる大切な学び。このワークに参加しただけでも、突然望んでいた仕事につけたとか夫婦関係や親子関係が変わったという体験談をいただいています。気づきが起こると、止まっていた歯車が動き出し、生きる世界に変化が起き始めます。   個人コース グループコース HEベーシックコース(対面クラス) 認定セラピスト養成コース 健康に、豊かに、自分らしく生きたいと望む現代人のための心の科学の学び舎
    • Asamiのプロセスブログ⑦ 「魂にぐさりと刺さる言葉」 2019年9月21日Asamiのプロセスブログ⑦ 「魂にぐさりと刺さる言葉」
      「魂にぐさりと刺さる言葉」 今年の7月から、セラピスト仲間のHanaちゃん主宰の「テキストリーディング」のヘルパーを務めている。   内容はいたって簡単。 ハートエデュケーションセンターで使用している、インナーチャイルドワークのテキストをリーディング(読み合わせ)していくだけの2時間だ。オンラインで行っているので、各地の参加者さんと読み合わせが可能。すごい時代になったなぁ。   Hanaちゃんはセラピストでもあり保育士でもあるので、シェアがかなりリアル。そしてとても素直の人なので、すごく信頼できる。   私は2017年にグループコースを受講しているので、そこで全テキストを読んでいる。その翌年の2018年に横浜クラスのヘルパーを、そして2019年現在は逗子クラスのヘルパーもしているので、テキストを読むのはこれで4回目になる。   けれど、嚼めば嚼むほど…という具合に、テキストを読めば読むほど、心にグサリ!と刺さる。もはや「魂に刺さる」という言い方をしても過言ではない。   これまでにグサリ!と刺さった言葉一覧↓   「~された」「~すべき」という言葉を使っている自分に注意する 魔術的思い込み 同一化 自己解離   もしかしたら、これらはセラピー業界ではよくお見かけする言葉たちかもしれない。けれど、これにまつわるテキストを参加者全員で読んで、その後にしたい人はシェアを行うので、何かしらのエネルギーが動いてしまうのである。   そう、自分が気に留めた言葉に関して、良くも悪くも何かが動き始めてしまうのだ!   「魔術的思い込み」に対しては、昨年までまったく気に留めていなかった。けれど、今回テキストリーディングで「ん?」となってから数日後、前回のブログに書いた「エナジェティックリレーションシップ」のワークで、私の「魔術的思い込み」に出会ってしまうのである。 それはもう本当に魔術のよう強力な思い込みで、何の疑いもなく信じきっていたことだった。   そして、「同一化」と「自己解離」。 これは少々痛くて、私の人間関係がうまくいかない理由に、「私から、相手に同一化を強要している」ことがあると気づいてしまったのだ。 今までは逆で、私が相手に合わせていたり、自分が我慢していると思っていたから驚きましたよ。 もうね、勝手に境界線を超えて相手に入りこんで、「私と同じでしょう、ねえ?」と脅している勢い。「相手と同じじゃなきゃいやだ!だって寂しいから!」「みんな同じがいい~!」ってダダこねてる子がいる。(もしかしたら、この「同じじゃなきゃダメ」も魔術的思い込みかも……)   いやはや。 これは単純なように見えて、受け入れるの痛いです。 無意識だけど、ずっとこうして生きてきたから。 それほど孤独を感じていて、「自分でいると生きていけない」「一人になるのは嫌だ」と傷ついている子がいたんだな。   でももう孤独にはさせない。いつも私自身が側にいるから。   「~された」「~すべき」という言葉を使っている自分に注意する」 に関しては、そのまんま。何かうまくいかない時、この言葉を当然かのように使っている自分がいる。   魂に刺さる言葉はとてもシンプルで、 だけど多くの場所で使われているパワフルな言葉。   インナーチャイルドワークを初めてから、「ハートをオープンに」という言葉をよく聞くようになったけど、ハートをオープンにする相手は、誰でもない、自分自身なんだなと気づかされる日々。   さて。 この「テキストリーディング」は始まったばかり。 今後、どんな言葉が魂に刺さるのだろう?   写真は私の好きな動物上位のロバ。 いつも哀愁を漂わせ、鳴き声も悲しいメロディーに聞こえる。 でも味があるんだよなぁ、ロバさん。 Asami 1dayワーク&その他 9月27日(金) チャクラカードリーディングの会〜チャクラ心理学 https://hearteducation.center/course-introduction/chakura-card-reading-190927.html チャクラ心理学の理解に基づいた理解を元に読み解くチャクラカードリーディングでは、7つのチャクラ毎に35枚(全245枚)ものメッセージの書かれたカードを使って、私たちのチャクラにとって必要な課題を明らかにしていきます。 10/4(金)イントロダクション〜私のエネルギーを生きる https://hearteducation.center/course-introduction/intro-191004.html イントロダクションは、最初の扉であり、コースの間何度も戻ってくる大切な学び。このワークに参加しただけでも、突然望んでいた仕事につけたとか夫婦関係や親子関係が変わったという体験談をいただいています。気づきが起こると、止まっていた歯車が動き出し、生きる世界に変化が起き始めます。   個人コース グループコース HEベーシックコース(対面クラス) 認定セラピスト養成コース 健康に、豊かに、自分らしく生きたいと望む現代人のための心の科学の学び舎
    • Asamiのプロセスブログ⑥ 「夏の憂鬱」 2019年9月14日Asamiのプロセスブログ⑥ 「夏の憂鬱」
      夏の憂鬱 今は9月。2019年、今年の夏も暑かった! 私は夏生まれなので、この季節は大好き。 夏の解放感と熱は、私にワクワク感をもたらしてくれる。   けれどいつからだったか、 夏になると強烈な鬱状態を感じるようになっていった。   その状態を例えるならば、心臓と肺が苦しい煙でいっぱいになって、息を吸うのも吐くのも一苦労。それでも何とか呼吸をするたびに、悲しさがMAXになって涙がこぼれてくる。さらに喉と腰に重い違和感があって、首の後ろが固くて何かが滞っている感じ。 頭の中も外もギューッと締め付けられて、「死んでしまいたい」「何もしたくない」と頭の中でこだまし続ける。   そしてその内、本当に無気力になっていって、動けなくなっていく。   この状態を初めて自覚したのは高校1年生くらいだったと思う。 初めて彼氏が出来て嬉しい夏のはずなのに、なぜか消えたい。何が起きているのか分からなくて、自分が自分でなくなるようでこわかった。見るとワクワクしていたまぶしい入道雲でさえ、覆いかぶさってくるようだった。   夏に始まり、その後2~3ヵ月くらい続くこの憂鬱。 社会人になってからもそれは続き、そうなると引きこもらざるおえなくなって、会社を休んで布団の中にこもりきりになったりしていた。 1日休めば何とか心は復活して行けるようになるんだけど、そのうち本当に病気になった。   虚無感とはまた違う、重くて停滞していて、ベトーっと癒着しているエネルギー。   ここ数年、この鬱発作は起こっていなかった。 けれど…今年の夏は違った!ドでかいのが来た!   夏に受講した、発達段階に合わせて自分を見ていく「エナジェティックリレーションシップ」のワーク。このワークで何かがはじけた。   ワークで愕然としたことは、 「この世界にウェルカムされていない」と、細胞レベルで、骨の髄まで信じていたこと。 「欲しいけど、欲しくない。いやむしろ、欲しいとか思っちゃいけない」とニーズを禁じていたこと。 「私は欲することも出来ないので、他の人に私の欲求を叶えてもらおう!」と完全に自分を明け渡していたこと。   そう。 自分が「生きる」ということに、何の責任もとろうとしてなかったことが分かってしまったのだ。びっくりし過ぎて、帰りの電車の中とか様子がおかしかったと思う。   そして、忘れていた何かを思い出したように来た、夏の憂鬱。 でも今年はこの夏の憂鬱から逃げずに、向かいあうことができた。   ゆっくり、この重たくてベトっとしたエネルギーを感じていたら、存在を無視され続けている子どものイメージが浮かんで来た。   憤り、怒り、悲しみ、そして絶望。 けれど感情を感じようとするたびに、「それはダメ!」と自分に言い聞かせるもう一人の自分に叱責される。 少しの希望を感じては消し、「どうせこのままだから」と思い、それなのに願いが叶わないことに絶望して…の繰り返し。   その姿はまるでセルフDV。終わらない自己ネグレクト。 その子の周りには誰もいない。真っ暗闇。 いるのは自分の中のもう一人の自分だけ。   涙が止まらなかった。 こんなにもつらい状態を無視して、感じないようにして、あわよくばその存在を消そうとしていた。「ごめんね、ごめんね」と何度も抱きしめた。   不思議なことに、この時期から娘が常に「抱っこして抱っこして」と、力強い抱っこを私に求めるようになった。 わたしは、自分を抱っこするつもりで、力強く抱っこする。 35年以上放置し続けていたこのエネルギーは数日では解放されるはずがなく、未だ続いている。けれど不思議なことに、視界も思考も以前よりクリアだ。   焦ることなく、じっくり感じていこうと思う。 このエネルギーが愛に変わるまで。   写真はアフリカのモンバサで出会った猫ちゃん。 イスラム教徒の居住区には、猫が多い! Asami   1dayワーク&その他 9月27日(金) チャクラカードリーディングの会〜チャクラ心理学 https://hearteducation.center/course-introduction/chakura-card-reading-190927.html チャクラ心理学の理解に基づいた理解を元に読み解くチャクラカードリーディングでは、7つのチャクラ毎に35枚(全245枚)ものメッセージの書かれたカードを使って、私たちのチャクラにとって必要な課題を明らかにしていきます。 10/4(金)イントロダクション〜私のエネルギーを生きる https://hearteducation.center/course-introduction/intro-191004.html イントロダクションは、最初の扉であり、コースの間何度も戻ってくる大切な学び。このワークに参加しただけでも、突然望んでいた仕事につけたとか夫婦関係や親子関係が変わったという体験談をいただいています。気づきが起こると、止まっていた歯車が動き出し、生きる世界に変化が起き始めます。   個人コース グループコース HEベーシックコース(対面クラス) 認定セラピスト養成コース 健康に、豊かに、自分らしく生きたいと望む現代人のための心の科学の学び舎
    • Asamiのプロセスブログ⑤ 「気づけばこわくなくなっていったシリーズ④旦那」 2019年7月25日Asamiのプロセスブログ⑤ 「気づけばこわくなくなっていったシリーズ④旦那」
      気づけばこわくなくなっていったシリーズ④旦那 昔からこわいものだらけだったわたし。気づいたらこわくなくなっていたことを、電話→大家さん→虚無感と書いてきましたが、今回はなんと、“旦那”です。 わたしには付き合って7年、結婚して5年目になる旦那がいます。 仕事で知り合い付き合い始め、すぐに同棲しました。 けれど幸せなはずなのに、当初からわたしの様子はずっとおかしかったのです。 彼は気分屋でした。落ちている時は、話しかけても無視をされます。対してわたしは、自分の気持ちを伝えることがいつもこわくて、常に明るいふりをしていました。 彼の機嫌を伺い、怒りに触れないよう振る舞う内に、だんだん自分の本当の気持ちが分からなくなっていきました。 そして、友達と過ごすほうがラクなので、嘘をついて頻繁に遊びに出掛けるようになりました。 なんで一緒にいるんだろう? なんでこわいんだろう? わたしは何を伝えたいんだろう? これからどうしていきたいんだろう? このことを考えると、いつも頭の中にモヤがかかっていて、迷子になっていました。 結婚、子育ても大変でした。 子どもができたら一転、今度はわたしの中に旦那に対する恨み、蔑みの気持ちが噴出し、以前のように振る舞えなくなりました。 だからといって、“本当はどうしたいの?”という答えはまったくでません。 ぐちゃぐちゃにこんがらがって、毎日気分は重く、 とても苦しかった! でも最近、“こわい”という感覚なしに、旦那と会話している自分がいます。むしろ、なんでこわいと思っていたのか、なにをそんなに怯えていたんだろう?という心境です。 これもかなり長らくセラピーで取り組んだので、ハッキリと解決要因は断言できませんが、 被害者をやめた 旦那がわたしを満たす、わたしが旦那を満たす という誤解が解けた 旦那とこのような関係を続けるメリットは、寂しさから来るエネルギーの奪い合いだと気づいた 実の父と仲良く冗談を言い合えるようになった(実の父に対して、他人のようなよそよそしさがあった) などが挙げられると思います。 とくに、父親に対しての想いや接し方が根本的に変化したことが大きいのかもしれません。 けれど、夫婦の道のりとしてはまだまだです。ようやくスタートラインに立てて、これからさらに地道にパートナーシップを築いていくんだろうな~。 旦那がこわい。 こわいのに一緒にいる。 本当にこわいものはなんだったのか? 答えは、自分の内側にありました。 わたしは自分が思っているよりずっとずっと、寂しくて、誰かと関わりたくて仕方なかったんだなぁ。 けど、これをないものにしていた…… 「わたしがわたしと関わるよ。 もう絶対に寂しい思いはさせないからね」 と、インナーチャイルドと約束しました。 Asami   1dayワーク&その他 7/28-8/4エナジェティック・リレイションシップ〜愛と愛の勘違いを知る旅 https://hearteducation.center/he/?p=4654   個人コース グループコース HEベーシックコース(対面クラス) 認定セラピスト養成コース 健康に、豊かに、自分らしく生きたいと望む現代人のための心の科学の学び舎
    • Asamiのプロセスブログ④ 「気づけばこわくなくなっていたシリーズ③虚無感」 2019年7月18日Asamiのプロセスブログ④ 「気づけばこわくなくなっていたシリーズ③虚無感」
      気づけばこわくなくなっていたシリーズ③虚無感 インナーチャイルドワークやチャクラ心理学を地道に学んで、気づいたら解決していたことの中に「虚無感」があります。これはとても大きな解放でした。 わたしは幼少期より、長らくこの虚無感と仲良しでした。小さいくせになぜ虚無なんて言葉を知っていたかというと、ミヒャエル・エンデの「ネバーエンディングストーリー」(映画・吹き替え版)が大好きだったからです。 映画の舞台となるファンタージェンは、“虚無”が襲ってくるせいで、何にもなくなってしまうという現象が起きていました。 これを見た時、この感覚知っているぞと思いました。 ふいに襲ってくる、なんともいえないポッカリ穴があいたような感覚。それがくると、なんだか消えてしまいたくなる……。 大人になってからも月に一度くらいの割合で虚無はやって来て、重苦しくてジメッとしたような無気力状態をわたしにもたらしました。これはわたしにとって当たり前の感覚だったので、半ば諦めていたんです。 これも、何がどうして解決していったのか分かりません。時間はかかったと思います。 ダンスワークで身体を動かして、両親との関係をみて、チャクラも紐解いて…。 子どもが生まれてからは、この虚無感だけは引き継がせたくないと思って、セラピーに必死になりました。 まずは、虚無感が来ることがこわくなくなり、代わりに、怒りや悲しみが頻繁にやってくるようになりました。 これらも感じたくないものではあったけど、今ではわたしの中にそれを受け入れられるスペースができたように思います。 そうして気づいたら虚無は訪れなくなり、代わりに、「あーわたしは生きているんだなー」と感じられるようになっていきました。 Asami 写真はアフリカの亀さん。ミヒャエル・エンデの「モモ」という本の中にも亀が出てくるので、わたしの中では神秘的な存在。   1dayワーク&その他 7/28-8/4エナジェティック・リレイションシップ〜愛と愛の勘違いを知る旅 https://hearteducation.center/he/?p=4654   個人コース グループコース HEベーシックコース(対面クラス) 認定セラピスト養成コース 健康に、豊かに、自分らしく生きたいと望む現代人のための心の科学の学び舎