Asami’sプロセスブログ19「わたし、お誕生日おめでとう」

2020.9.1

 

8月30日は、私の38回目の誕生日でした。

今までまったく問題だと思っていなかったのですが、 今年は、大きな事件が起こりました。

 

実家の父は、子どもたちの誕生日をまったく覚えてくれませんでした。

誕生日のお祝いに父が同席した記憶もありません。

きっと小さい頃は祝ってくれていたと思います(思いたい)。

ですがやっぱり、父から「お誕生日おめでとう」と言われた記憶はありません。

 

実家ではそれはギャグになっており、 子どもたち(私の下に、弟、妹がいます)が「お父さん、うちらの誕生日いつでしょう?」と 質問することもありました。その答えは、無視されるか、いつも間違っていました。

そういえば、母の誕生日も、父の誕生日も、家族でお祝いをした記憶がありません。

 

さらに、なぜか私は友人にも誕生日を忘れられることが多くありました。

みんなの誕生日会をやっても、私だけ忘れられる。

けど、恥ずかしいし、自分が哀れだし、「今日、私の誕生日なんだ」とカミングアウトすることもできず…。

 

FBの誕生日公開なんて間違ってもできないし、 30歳を超えたあたりから、「もう誕生日はあってないことにしよう」と決めていました。

インナーチャイルドの講座やエナジェティックリレーションシップを受けて来ましたが、 なかなかそこに自分が触れることもなく、きっと痛みが大き過ぎるからかと思うのですが、無意識に過ごしてきました。

 

ですが今年は、どうしても誕生日に水族館に行きたくなったのです。

旦那に相談すると、忙しいから行く時期を変えて欲しいと言われ、さらには「いまさら、誕生日にこだわるんだねぇ」なんてイヤミまで言われました。

いままでの私なら、作り笑顔で「そうだね、みんなが平気な時にしよう」と答えていたかと思います。 ですが、今年は「私は私の誕生日を大切にしたいし、誕生日にわたしが行きたいから、じゃあ、娘と行ってくるね!」と答えていました。

 

驚く旦那w

 

その夜、たくさんのチャイルドが出てきました。

 

「今まで、いなかったことにされて本当に悲しかった」

「誕生日をお祝いして欲しい」

「わたしは、いきてるよ!ここにいるよ!」

 

そして、父に対して本当に残念に感じていたこと。

ギャグにしないと、とてもじゃないけど心がもたなかったこと。

私は、私自身という存在に対しても失望し、残念に思っていたこと。

 

自分自身に対して、心の底から、「ごめんね」と伝えました。

 

誕生日当日は、コロナ対策をしながらですが、旦那と娘が私の大好きな水族館に連れて行ってくれました。

待望のシャチショーも見れ、感涙。

 

さらに当日、父から「お誕生日おめでとう、9月にお祝いしよう」とラインが。

続けて、母、弟、妹からもお祝いのメッセージが届きました。

なにが起きたのか、びっくりです。

すごくすごく、嬉しかったです。チャイルドが喜んでいるのも分かりました。

 

私は、私のチャイルドに伝えます。

あさみちゃん、生まれて来てくれてありがとう。 あなたが楽しいことをたくさん体験しようね。約束するね。

 

わたし、お誕生日おめでとう!

 

写真はアフリカ上空、飛行機から見えた虹。

あさみ

 

 

ライター