Asami’sプロセスブログ20「パートナーシップのプロセスは難しい!」
2020.9.9
最近すごく驚いていることは、旦那との関係が本当に変わってきていることです。
昨年にも「気づけば旦那がこわくなくなっていた」と書いていましたが、 そこからも変化を遂げています。
毎日一緒にいる人ですから、お互いに影響力は計りしれないですよね。
パートナーシップ。
付き合って3〜4年間くらいは、とにかく相手に合わせました。
今でこそ合わせてたと思えますが、当時は無意識でしたね。
そして、仕事でも奴隷のように働いてましたから、
頭の中がボーッとする、表情がかたくなる、目の輝きがなくなる、
パニック障害、ジストニア、子宮内膜症、
喉はいつも何か詰まっている感じで、 肩こり、腰痛、夜中の足つりなど、めちゃくちゃでした。
自分らしく在れないというのは、もう本当に大変なことです。
紆余曲折経て、出産後にセラピーの道に入るわけですが、 一番変化も遅く、
プロセスが大変なのは、パートナーシップのように思います。
インナーチャイルドワークを学んで驚いたことのトップに、〈世話する子•世話される子〉というものがありました。
旦那は、私のことを“小さく扱う”コミュニケーションで、頭の回転も早く、言葉でも態度でも圧迫してくる。=世話される子
一方私は、相手の期待や希望に添うこと、喜ばせることができないと、猛烈な罪悪感を感じて言動はしどろもどろ。=世話する子
恐ろしいことに、実家の父母もまったく同じ関係です。
まさか!と思いましたが、やはり私は罪悪感を感じることや、相手の希望に添うこと、
そして必ず期待に応えることはできないという無価値観を、〈愛〉だと勘違いしていたわけです。
世話することで、自己証明する、世話する子。そしてその世話は報われない。
素晴らしい男女間の依存のマッチング!
気づいたところで、どう変化させていったらいいか分かりませんw
もう、傷つけられるのはやめだ!と思い、先手必勝で今度は私が旦那を追いつめる側に回りました。
「子どもを見ない男」「役に立たない男」「どうしようもないやつ!」ということを証明していきます。一時、これをパワーだと勘違いしてた時期もありました…。
で、やっぱりパートナーシップは冷静になることが難しく、「おや?立場が入れ替わっただけで、前と変わってないかも…?」 とかなりしばらくしてようやく気づくわけです。
たぶん旦那に対して、「私の父のように振る舞って!」「あなたは私の父より劣る!」「あなたを喜ばせることは父を喜ばせることだ」etc、ほかにも色々、実の父と旦那を超無意識に混同して、毎日投影祭りを行っていたと思うのです。
もしかしたら相手は、お母さんを私に投影するお祭りを行っていた可能性もあります。
最初の数年間は、母のことにたくさん取り組みました。そしてようやく父のことに取り組めるようになり、ボロボロと投影がはがれ、旦那を旦那として、その存在として感じることができてきたような…気がする今日この頃です。
〈誰か〉に母の代わりになってもらうのではなく、
〈誰か〉に父の代わりなってもらうのではなく、
私の父母は、私の両親だけ。
旦那と二人で居ても、 楽しい雰囲気にしなきゃ!とか、
こいつに何か言われないよう、強くでなきゃ!と思わなくてすむ、
ごく普通のコミュニケーションがとれる日が来るとは!!!!
過去の自分、プロセス中で悩みもがいていた自分に、「ありがとう!」と言ってあげたいです。
最近私は旦那と一緒にいても、いい笑顔で笑っています。
写真は、アフリカの海辺。陽が落ちるとき。
あさみ
ライター