Asamiのプロセスブログ⑧「サバイバーの子育て」

「サバイバーの子育て」

先日、娘が5歳になりました。

3歳くらいまでは発達がのんびりでも、医師や周囲は「様子を見ていきましょう」だったけど、もうこれからは違ってくるだろう。「幼児」というくくりではなくて、「子ども」の段階になってきたんだと実感。

 

タイトルにある“サバイバー”とは、インナーチャイルドワークでよく出てくる言葉。「生きる」と「生き抜く」を誤解している状態で、私はもちろん、強烈なサバイバーだった。いや、だいぶゆるんではきたけれど、今もサバイバーであることに変わりはない。

サバイバーは強烈な刺激の中に生きてきたので、薬物やアルコール中毒同様、辞めることが難しいのかもしれない。

 

サバイバーの子育ては大変だ。

色んなサバイバーの形があると思うので、ここは私の状態で説明しよう。

 

キーワードは、「とにかく極端」。

 

子どもを生んでから、私はいきなりめちゃ自然派志向になった。服装も変わった。自然の中に引っ越しもした。

そして、子どもに好きなことをさせてあげたいという思いから、自由奔放に育てるという選択をした。(そこには、それをさせてもらえなかったという怒りや悲しみが原動力としてあったのだと今なら理解できる)

 

けれど、まず私が「自由」がどんなものかを誤解していたので、その子育ては何かが歪んでいた。旦那にも私の思いを強要していたので、仲が至上最強に悪くなっていった。(※このころは強要していたつもりはなく、それが当然だと思っていた)

 

娘は自閉症の傾向があるので、なかなか目が合わない。意思の疎通ができない。言葉が出ない。オムツがとれない。指しゃぶりの時間が長い。

けど私は、「これは個性なんだ!」「おかしいと言う世の中がおかしい」(←誰もそんなことは言っていない)、「娘を自由にさせたい!」と頑張った。

 

今思うと、「おいおい!」って思うけど、あの頃は必死でしたよ。

 

そうやって自由にやってても何かがうまくいかないし、自分も相変わらずしんどいしで、今度はセラピーに一直線になった。で、セラピーを受けるためにはお金が必要なので、仕事も死ぬ気で頑張った。

気づけばセラピーと仕事に費やす時間が大半を占め、今度は子どもに向い合う時間が少なくなっていった…。何かおかしくない?と思いながら、「いや、セラピーだし合ってる!」と自分を説得した。この頃は、セラピーのことも誤解していたと思う。

 

本当に極端。

でも、この方法しか知らない。

 

で、紆余曲折あって、

インナーチャイルドワークに出合い、私自身がアダルトチャイルドにコンタミされていたことにようやく気づけた。

 

そして、「個性だ!」という前に、目の前のこの子をきちんと見ようと思えるようになった。見ていなかったということを認めるのも大変だったけど。。。。

 

リアルチャイルドは、自分のインナーチャイルド。

これは本当で、私が娘と向き合うようになってから、娘はどんどん花開いていった。

 

まず、保育園を環境が良い少人数性の園に変えた。これにより送迎の時間が早くなってしまったので、私は仕事中毒から脱して自分が心地良いと思う働き方を見つけざるおえなくなった。娘は園の先生たちに懐きまくりで、大好きな様子が伝わってくる。

私も先生たちの在り方に感動して涙することがしょっちゅうあって、こんな安心感を感じたことは今までなかった。これは大きな転機になった。

 

「効果あるんかな?」なんて気持ちで(失礼)通っていた療育センター。今は先生たちを見るなり、抱きつき、はしゃぐ娘!

ほかにも音楽療法、マッサージ療法、右脳と左脳をつなげる教室にも通っているけれど、回を重ねるごとに出来ること、表現できることが増えていって、自信をつけて楽しんでいる様子が伝わってくる。

 

身長や体重もなかなか延びない増えないで悩んでいたけど、不安に思う自分もひっくるめて、娘の成長速度を受け入れられるようになってきた。

 

今でも目が合わないこともたまにはあるけれど、目が合えばニコニコの満面の笑顔!指しゃぶりの時間も短くなり、娘の世界に私を入れてくれる、そして私の世界にも入ってきてくれるようになった。

 

旦那に懐かなかった娘。

私の気持ちをきちんと旦那に伝えられるようになってから、旦那から離れない!もちろん、旦那も娘が大好きだ。

 

言葉もまだまだ少しずつだけど、単語が出てくるようになった。何より、本人がそのことに対して嬉しそうなことが私も嬉しい。

 

たぶん私はまだまだ極端な行動言動が多く、自分を含め家族もその振り幅に巻き込んでいることが多いであろう、サバイバー子育て。

けれど、一気にサバイバーを辞めようと思うことこそ極端だと思う。きっと、気づかないうちに、私のハートの成長と共に、ゆっくり解放されていくんだろうな。

その頃には、怒りや悲しみを原動力にするのではなく、「愛」を原動力にできるのかな?

 

子どもは天使。

いつも「愛」とは何かを教えてくれる。

けれど教えてもらうだけではなくて、私も娘に愛を伝えたい。

旅はまだまだ続くよ、どこまでも。

 

写真はサバンナの王者ライオン!

迫力あるけど顔は間違いなく猫科で、めちゃ可愛い。

動物も子育てを反省したりするのかな?

Asami

 

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