Asamiのプロセスブログ⑤ 「気づけばこわくなくなっていったシリーズ④旦那」
気づけばこわくなくなっていったシリーズ④旦那
昔からこわいものだらけだったわたし。気づいたらこわくなくなっていたことを、電話→大家さん→虚無感と書いてきましたが、今回はなんと、“旦那”です。
わたしには付き合って7年、結婚して5年目になる旦那がいます。
仕事で知り合い付き合い始め、すぐに同棲しました。
けれど幸せなはずなのに、当初からわたしの様子はずっとおかしかったのです。
彼は気分屋でした。落ちている時は、話しかけても無視をされます。対してわたしは、自分の気持ちを伝えることがいつもこわくて、常に明るいふりをしていました。
彼の機嫌を伺い、怒りに触れないよう振る舞う内に、だんだん自分の本当の気持ちが分からなくなっていきました。
そして、友達と過ごすほうがラクなので、嘘をついて頻繁に遊びに出掛けるようになりました。
なんで一緒にいるんだろう?
なんでこわいんだろう?
わたしは何を伝えたいんだろう?
これからどうしていきたいんだろう?
このことを考えると、いつも頭の中にモヤがかかっていて、迷子になっていました。
結婚、子育ても大変でした。
子どもができたら一転、今度はわたしの中に旦那に対する恨み、蔑みの気持ちが噴出し、以前のように振る舞えなくなりました。
だからといって、“本当はどうしたいの?”という答えはまったくでません。
ぐちゃぐちゃにこんがらがって、毎日気分は重く、
とても苦しかった!
でも最近、“こわい”という感覚なしに、旦那と会話している自分がいます。むしろ、なんでこわいと思っていたのか、なにをそんなに怯えていたんだろう?という心境です。
これもかなり長らくセラピーで取り組んだので、ハッキリと解決要因は断言できませんが、
- 被害者をやめた
- 旦那がわたしを満たす、わたしが旦那を満たす という誤解が解けた
- 旦那とこのような関係を続けるメリットは、寂しさから来るエネルギーの奪い合いだと気づいた
- 実の父と仲良く冗談を言い合えるようになった(実の父に対して、他人のようなよそよそしさがあった)
などが挙げられると思います。
とくに、父親に対しての想いや接し方が根本的に変化したことが大きいのかもしれません。
けれど、夫婦の道のりとしてはまだまだです。ようやくスタートラインに立てて、これからさらに地道にパートナーシップを築いていくんだろうな~。
旦那がこわい。
こわいのに一緒にいる。
本当にこわいものはなんだったのか?
答えは、自分の内側にありました。
わたしは自分が思っているよりずっとずっと、寂しくて、誰かと関わりたくて仕方なかったんだなぁ。
けど、これをないものにしていた……
「わたしがわたしと関わるよ。
もう絶対に寂しい思いはさせないからね」
と、インナーチャイルドと約束しました。
Asami
チームメンバー