HEセンタープレゼンツ 〈インナーチャイルドと7つのチャクラ〉

 

“ハートの教育”を目指し提供する「ハートエデュケーションセンター」のセラピストが、ひとつのテーマをもとに語り合います。今回はみなさんも一度は耳にしたことがある「チャクラ」と、インナーチャイルドワークの驚きの共通点についてお届けします。チャクラと内なる子ども(インナーチャイルド)には、一体どのような関係があるのでしょうか?

 

川村=川村法子(HEセンター代表)

事務局A=オンラインハートカレッジ事務局Asami(インタビュー&文)

 

事務局A=今回は川村さんとわたしでお話を進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

川村=はーい。よろしくお願いします。

 

事務局A=チャクラといえば、大昔から存在している概念かと思います。ウィキペディアなどで調べてみると(笑)、サンスクリットで 車輪などを意味する言葉で、身体に点在する無数のツボ=小チャクラと、身体の中心に7つのエネルギーポイントとして存在している=大チャクラがあると言われているそうです。各大チャクラには音や色もあって、大昔から7つのチャクラにアプローチする秘技やプラクティスが盛んに行われてきたそうですが、このチャクラとインナーチャイルド、どのような関係があるのでしょう?

 

川村=私もインナーチャイルドワークのベーシック講座を提供するようになり、数年前にオンラインでチャクラに関する講座を行っている時に、「あ!」とその共通点に気づいたんです。

私は以前、スピリチュアル系のワークによく参加していました。年齢的なこともあると思いますが、当時は「心理学より瞑想だ!」という感覚があったんです。20代半ばでうつ症状のピークが訪れ、積極的にヒーリングやエネルギーワークに参加していました。ですが、現実の健康やパートナーシップが一瞬は良くなったかのように見えても、その後、さらに大きな波乱が起こるという繰り返しでした。その後、31歳の時に心理学「インナーチャイルドワーク」に出会った時は「これだ!」とびっくりするような衝撃を感じて、そこから徹底的に置き去りにしてきた子どもの頃の記憶や両親との関係、身体に溜まったままリリースされていない感情、自分はどんなふうに育ってきたのか?などを見ていったんです。分かりやすくいうと、それまでは霊性(スピリチュアリティ)、みえない部分にばかりアプローチしようとしていましたが、肉体、そして感情や思考などを見るようになった、という感じです。

 

事務局A=なるほど。思考や感情は目にみえませんが、不安を感じているとお腹が痛くなったり、考え過ぎると頭痛がしたり、それが進むと大きな病気にかかったり、心と身体は連動していることが最近ではもう多くの方が当たり前のように認識されていますよね。身体に現れている症状から心にアプローチしたり、そもそもその感情ができあがった大元の原因にインナーチャイルドワークでアクセスするようになっていったわけですね。 そして、大きな高次の存在とばかりつながろうとするのではなく、まずは自分自身を構成している心と身体を意識するようになった、ということでしょうか。

 

川村=そうですね。もちろんスピリチュアリティもとても大切ですし、以前参加していたスピリチュアル系のワークで得たことは今の私の講座にも大いに役立っています。ですが私たちは肉体を持ち、この地球に生きているわけなので、肉体•感情があることの意味は当たり前ですがとても大きい。触覚などの感覚器で自らを知覚し、感情に良いも悪いもないので“感じる”ことを体験していくことは、大きな意味があると感じています。そこを抜きにして、大きな存在との一体感ばかり求める傾向になるのは、もしかしたら「もう傷つきたくない」という防衛なのかもしれませんよね。そうなっている時、その大いなる存在すら、自分自身がつくりだした幻なのかもしれない…。

 

事務局A=私は長くセラピーに関わる雑誌や書籍の編集をやらせていただいていますが、身体も感情も思考も精神も霊性も、すべてがとても大切だなとさまざまな方の取材を通して教わりました。みなさん入り口が違うだけで、結局はすべてを網羅されていくように思います。私自身も本当に牛歩のような歩みですが(笑)、すべての扉を少しずつ耕していっているのかなぁ〜なんて思うことも。きっとすべての要素が人間を構成しているのでしょうね。そんな目で娘を眺めた時、「人はなんて尊い存在なんだー!」と感動したことがあります。

 

川村=私も肉体や感情、自分自身を見ていくことで、それまでの知識や経験がすべてつながり、知識が知恵に変化していった感覚があります。そしてこの「チャクラ」こそ、すべてをつなげてくれるもののような気がします。 「チャクラ」というと、とてもスピリチュアルな感じに捉えられがちですが、ものすごく肉体、そして現実にもアプローチしていきます。

 

事務局A=2018年から茅ヶ崎で7ヵ月間開催された「チャクラ心理学」に私も参加者として参加しましたが、朝から夕方まで動きっぱなしでした(笑)。確かに、チャクラ心理学の講座に出るようになって、感覚に変化がありました。言葉で表現することが難しいのですが、自分の輪郭がハッキリしていきながらも、内側に宇宙のような広い空間を感じるような、まるで宇宙とつながっているような、そんな体験がたくさんありました。

私は気がつくと意識が身体の外に出ているような感覚になることが多く、「その場に肉体はあるのに、心、思考はいない」タイプだったんです。母親もそういうタイプで、幼少期は「いるのにそこにいない」母親がこわくって、「戻ってきて!」と弟と妹と母を呼び戻した思い出が何度もあります。母には「いや、いるから」と怒られていましたが…。子どもは本当によく分かっていますよね。チャクラ心理学と共にインナーチャイルドワークも受けていましたから、チャイルドのケアとともに、チャクラ心理学で開拓されていく自分自身のスペースにとても安心しました。「私はここにいる」「ここにいてよい」と現実のその場所に、自分自身の身体にくつろげるようになってきた…という感じです。

 

川村=インナーチャイルドとチャクラのつながりも、そこにあります。みなさんご存知のように、7つのチャクラは誰の中にもあります。ですがその時の自身の状態によって、チャクラの動きが鈍くなったり、残念ながら動きが悪くなってしまうことがあり、その動きを円滑にしていくことが「チャクラ心理学」の講座の取り組みです。「チャクラ心理学」では、チャクラやの基礎的な理解から、参加者さんひとりひとりのチャクラの状態をみていく「チャクラのエナジェティックリレーションシップ」も行っていきます。

まず簡単にチャクラのことを説明すると、第一チャクラ【ベースチャクラ】は安全、安心、グラウンディングに関わるチャクラです。ここはまさに家族、親戚、地域のコミュニティや学校など所属することにも関わっています。大きな目でみると国や生まれた時代などとも関わっていて、まさに生きる根幹のベース部分になるチャクラです。ここが安心安全を感じて大地にどしっとグラウンディングできていたら、このベースチャクラは生き生きと動いているでしょう。例えば事務局Aちゃんのように、母親が不安定な状態で幼少期を過ごしていたら…この根幹の部分のチャクラも不安定になりますよね。だって、安心安全を十分に感じられないから。きっとここが安定していたら、自身の身体やコミュニティの中に違和感なくいることができると思うのです。

 

事務局A=いや、まさに本当にその通りです。もっともっと、居心地の良い身体にしていきたいです。

続けて次の第二チャクラが【セイクラルチャクラ】ですよね。ここは感じること、インナーチャイルド、セクシャリティ、ニーズ(欲求)などの場所でしたね。

 

川村=そうです。ここは子どものような無邪気さやワクワク感、喜びなどを持つインナーチャイルドの場所であり、セクシャリティのチャクラでもあります。セックスは大人の行為ですが、そこにある喜びは子どもの質です。そしてニーズにも関わっていて、「あれをしてみたい」「これにチャレンジしてみたい!」という欲求も司っています。もしも子どもの頃に、「あれはダメ」「これは危険だからダメ」「危ない」と禁止ばかりされていたり、怒ること、悲しむこと、恐がること、喜ぶことを「男の子なんだから泣いちゃダメ」「こんなことくらいで泣かないの」「みんな我慢しているんだよ」などと抑圧されていた場合…。もう想像がつきますよね。チャクラの動きも抑圧されるわけです。きっとセクシャリティやニーズが歪んだ形で表現されてしまうと思います。

そして第三チャクラ【ソーラープレクサスチャクラ】はアイデンティティ(自我)、個であること、意志に関わっています。ですが、第一チャクラと第二チャクラが不安定な状態にあったら、個であることやアイデンティティは感じられず、「他者から見られる自分」にばかり気をとられるようになっていきます。

 

事務局A=チャクラを下から順に見ていくと、人の成長過程とチャクラの在り方に大きな関係があることが分かりますね。

 

川村=チャクラのワークは、第四【ハートチャクラ】の交流、スペース、愛、第五【スロートチャクラ】の自己実現、コミットメント、第六【ブラウチャクラ】の智慧、直感などに主にアプローチするものが多いように感じているのですが、第一から第三チャクラが不安定なのに、ハートを開いたり、ミッションを生きたり、高次の存在とつながって直感を発揮しながら生きることは難しいのでは…と自分自身の経験からも思います。

 

事務局A=実際、好きなことを仕事にして生きていく場合、交渉、お金のやり取り、本音で話すこと、被害者と加害者からの脱却、責任をとることetcなど現実的なことが求められますよね。第一から第三までの土台が固められていないと、なかなか自分の足で立つことが難しい状況になるのかも…なのですね。

 

川村=子育てや子どもに関わる仕事に就かれている方にとってもこのチャクラの理解はとても大切で、もしも家系から引き継がれた負の連鎖を断ち切りたい場合も、自分自身のチャクラを整えて活性化していくことで、自分の在り方が変わりますから、そこから子どもに与える影響は大きいですよね。子どもは親や側にいる大人のエネルギーとしての在り方を一番に模倣しますから。子どもだけでなく、パートナーシップにも影響を与えることは想像できるかと思います。インナーチャイルドケアの理解を取り入れながら、チャクラのエネルギーを変容させていくわけですから。

 

事務局A=良くも悪くも、チャクラのエネルギーは自分にも周囲にも大きな影響を与えるということですね。

 

川村=本当にそうなんです。冒頭でお話しましたが、インナーチャイルドワークを提供するようになり、その中身とチャクラの講座でお話していた内容がびっくりするほど共通していて、「チャクラ心理学」を提供するようになりました。私自身、とても思い入れのある講座でもあります。

 

事務局A=最後に、質問をいただいているのでお答えいただけたらと思います。

あるセラピストさんからいただきました。「自然療法とチャクラにはどんな関係がありますか?」というご質問です。

 

川村=これはとても良い質問ですね。ありがとうございます。

精油、ホメオパシー、バッチフラワーレメディなどをチャクラの理解とつなげる時、オーラや次元について理解していく必要があると感じています。諸説ありますが、わたしが学んだこと、わたし自身が実感してきたことをお伝えしますね。

①肉体

②エーテル体

③アストラル体

④メンタル体

⑤コーザル体

 

次元について、わたしは上記のように考えています。

基本的に植物界のエネルギーはとても高いといわれていて、バッチフラワーレメディの世界では、⑤コーザル体から来ているとされているそうです。精油は植物の抽出物なのでフラワーレメディよりから希釈度は低いととれますが、スピリチュアルなレベルでいうと五次元以上に属するはずです。 これはチャクラ心理学の学びでもありますが、どの自然療法にしても、①肉体レベルという物理次元に作用させていく必要があると思うんです。そのために必要なことが、③アストラル体を整えていくことが大切になります。アストラル体は感情なども所属する場所といわれていて、ここが混沌とし過ぎていると、精油やレメディ、ホメオパシーの影響が肉体に降りてくるまでに時間がかかると感じます。物理レベルでの精油の影響やエーテル体レベルでのホメオパシーの影響は受け取れますが、アストラル体は混沌としたままなので、しっかりメンタル、コーザルとつながることができず、好転反応に苦しんで、結果何が起こったのかわからないという人は多いのです。インナーチャイルドの癒し用とされるホメオパシーをとって、2~3ヶ月寝込んだ結果、なんだったのかよく分からなかったという話はよく聞きます。なぜなら、アストラル体がカオスだと、メンタル、コーザルの精妙なエネルギーとつながることができず、波動が粗いままだからです。

アストラル体に関係しているのは第四チャクラです。ハートチャクラだけにフォーカスしてもあまり意味がないことはお伝えしているので、やはり第一から第三チャクラまでを整えて、健全なハートチャクラを開花させていくことが大切だと思います。これはクライアントさんのこととも捉えられますが、セラピスト側のアストラル体が整っていることももちろん大事ですよね。このような次元についてのお話も、チャクラ心理学の講座の中ではお伝えしています。質問のお答えになっていたらよいのですが…。

 

事務局A=なるほど。さまざまな方向からみたアプロ―チがあるのですね。お答えいただきありがとうございました。チャクラはやはり、大昔からある概念だけに、とても広くて深くて面白くって、わくわくしますね。

 

川村=本当にそうですね。

 

事務局A=それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。また次回をお楽しみに!

 

川村=ありがとうございました。

 

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2021.5.7