恐怖心を取り戻す必要性
2021.1.14
2021年になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
きっと昨年から感じている方も多いのではと思いますが、時代の変化を実感しています。これから、どんな世の中になっていくのでしょうね?
わたしは「どんな時も楽しもう」なんて腹の底からは言えなくて、「どうなるんだろう…」という先が見えない恐怖もたくさん感じています。今までなら「ポジティブシンキング」や「言霊があるから前向き発言しかしない」などを取り入れて、自分のハートの声を聞こうとしなかったんじゃないかと思います。わたしの場合ですが、実はこれらをやっている時は、現実が直視できず全力で現実逃避していただけでした。
インナーチャイルドワークを行うようになってから、もっっっのすごい怯えて生きてきたわたしの意識をたくさん発見しました。本当はこわいのに「こわい!」と言ったらいけない感覚があって、だから「わたしは大丈夫」というフリをして、なんとか生きてきました。
〈未来への恐怖〉を大切にできるようになってから、随分と繊細に自分を感じることができるようになったと思います。自分だけでなく、娘や旦那の不安や恐怖心もきちんと受け止めることができるようになりました。
〈未来への恐怖〉をないことにしようとすればするほど、自分を大切にしていなかったし、現実を生きようとしていなかったんだなぁ…と今なら分かります。それを踏まえた上で、ポジティブな選択していけたらいいなと思うのです。
わたしは、2017年からHEセンターの講座を受けはじめました。今年で5年目になります。これからもずっと学んでいきたいと強く感じるほど、インナーチャイルドワークは生活の一部になっているし、〈わたし〉を取り戻させてくれたセラピーです。
今までのプロセスをブログに書いてきましたが、今年はもっともっと自分に素直になって、書き綴っていきたいと感じてます。
まずは改めて、自己紹介からさせてください。
わたしは年齢は30代後半で、現在はHEセンターの運営や事務にも関わらせてもらっています。都内だけれど自然豊かな場所に旦那と娘の三人で暮らしており、娘は4月から小学生。重度知的障がいと自閉スペクトラム症があります。
これからも少しずつ、どんなふうに癒しが起きていったのかを書いていきたいのですが、インナーチャイルドワークに興味がある方がいたらまずは、
をチェックしてみることをおすすめします。
これは「小児期逆境体験」をみていくスコアになりますが、わたしはスコア6でした。数値が高ければ高いほど、癒しのプロセスは時間がかかると言えると思います。
我が家の場合は目に見えた身体的暴力などはごくわずかでしたが、目にみえずらい逆境体験がたくさんありました。実は最初におこなった時は2つしかチェックがつかず、その後は4に増え、最近再びおこなったら6という数値になりました。
「こんなこと昔は普通だった」「みんな何かしらあるし」「育ててもらったんだから…」「親を悪く言っても仕方がない」「わたしの人生はそこまでひどくないし」etcなどの無意識が働きまくり、自分の過去を尊重できていなかったわけです。
6あると分かった今は、残念なことが幼少期に起きていたという事実を受け止め、「生を諦めないでよく生きてこれた。小さな頃のわたしの意識たち、頑張ってくれてありがとう」と、自分のこれまでの生を尊重できるようにもなっています。
この感覚を感じることができるようになったことが、まず何よりのギフトだなぁーと思っています。
ぜひ、気になった方はACEスコアページを見てみてくださいね。解説つきです。
では、また~~
事務局 Asami
ライター