インナーチャイルドってなんですか?
インナーチャイルドとは
「内なる子ども」という意味で、私たちの心の世界に存在する子どもの意識のことを指します。
子ども時代を持つ全ての人、つまり、私たち全員の内側に、インナーチャイルドが存在します。
水面下で影響を与え続けるインナーチャイルド
私たちは、大人になると、理性や道徳で「過去のことはもういい」とか「考えても仕方がない」と結論付けてしまいますが、そんなとき、過去の辛かった記憶や感覚は、考えないように避けられているだけで、私たちの潜在意識に残ったままです。
「頑張っているのに、なぜか人生が上手くいかない」「やりたいことがわからない」「いつも自信がない」など、なぜか努力しても、頑張っても現実がうまくいかない場合、そこには潜在意識の影響があって、見えない場所から、私たちの人生に影響を与え続けています。
今を生きるためのインナーチャイルドワーク
インナーチャイルドワークは、辛かった子ども時代に戻ったり、過去に縛られるためのワークではありません。
インナーチャイルドワークは、むしろ、過去から足を洗い、過去のものを終わらせます。
過去に生じたことを低く見積もったり、「誰にでもあることだ」と自分の感覚を一般化してぞんざいに扱っているとき、私たちは、まだ過去に向かい合えないまま、過去を許していません。
そして、結果的に、許されない過去を抱えたまま、過去に生きているのです。
インナーチャイルドワークは過去を卒業することをサポートします。
ワークの効果のバロメーターは、いつも今この瞬間の現実と身体です。
インナーチャイルドワークを通して、私たちは、真の意味での健康と、豊かさ、幸せを得ることを目指します。
インナーチャイルドのギフト
インナーチャイルドたちが象徴するのは、痛みや辛い記憶だけではありません。
彼らは、私たちの生まれ持ったギフトも象徴する存在です。
「やりたいことがわからない。」という人は、子ども時代に、多くの感情や感覚を大人から否定されてきたり、社会のルールに従うことを教え込まれてきた人たちです。
つまり、幼い頃から、自然体で、自分であることを許されてこなかった結果、インナーチャイルドが持つ個性やギフトも許されず、大人になっても「やりたいことがわからない。」と、自分の感覚を信じることができないのです。
ですから、抑圧されてきたインナーチャイルドの感情と和解していくと、内側の声がよく聞こえるようになります。
自分が何をしたいのか、何を必要としているのか、そんな当たり前のことが、わかるようになります。
その結果、自分の個性やギフトという宝物に出会うことができるのです。
「苦しみを終わらせたい」という理由からワークをスタートした人たちも、ワークの途中で「喜びをさらに感じたい」「自分らしさを取り戻したい」と目標を変えて、取り組まれていくことがあります。
インナーチャイルドワークによって、私たちの今はより自分らしく輝きだします。
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