やってきてよかったこと(2020/7/31)

お久しぶりです。

ハートエデュケーションセンターの川村法子(イーシャ)です。

これから、しばらくニュースレターは、事務局Aちゃんからの情報配信と、私の記事とで配信していく予定です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

先日火曜日に、チャイルド・ケア・セラピーがスタートしました。

2時間の朝のオンライングループワークで、これまでやってきたグループワークと同じようなスタイルではありますが、個人的には、非常に感慨深い時間となりました。

思えば、私は随分と長い間、育児というテーマを掲げてワークを提供することに抵抗があったんだなと、これを企画する過程で感じていました。

もちろん、それは、私が自信がなかったからですし、そうするには若かったからだと思います。

同時に、子育てにこれみよがしな答えを提示する人たち、アドバイスをする人たちに、うんざりしていました。

「んなもん、誰にでも共通する答えなんかあるわけなかろーが!」という反発を強く感じながら(笑)、私は、育児を学ぶことはせず、インナーチャイルドワークや、ファミリーコンステレーション、女性性の学びや、瞑想などへ自分のエネルギーを投入してきました。

そして、今、本当に、本当に、本当に、本当に、そうしてきてよかったなと感じています。

育児雑誌をパラパラめくると、「育児が大変で、ふさぎ込んでいる。」とか「ワンオペ育児が、孤独で辛く、子どもに強く当たってしまう。」とかいう読者からの意見に、誰かが「頑張りすぎないで。」「時には食事は手を抜いて。」「時には、一人の時間を持って。」などと、わかりやすいアドバイスがされてあるのを見ると、きっとこの読者の女性に必要なものは、こんなアドバイスではなかろうに・・・と思うのです。

いや、本当はそういうアドバイスが有効かもしれず、これは、私自身の経験に基づいた考え方で、ジャッジメントでもあります(笑)

で、あえて、その立場からいうならば、こういう一般的なアドバイスが有効なのは、その人がサバイバーではない場合なんだと思うのです。

何度かびっくりした体験があって、とても明るく健康的なママ友の何人かが、本屋で手にした人間関係に関する生き方本(コーチングとかか?)を手にして、さらっと読んだだけで、夫との関係が変わったとか、あっさりというんです。

「えええ!?そんなものが効くわけ?」というと失礼に聞こえるかもしれませんが、これは、その本を批判しているというよりも、私自身は自分の闇を扱いきれない時間が長かったので、本を読んで、すぐに夫との関係が変わったなんていう体験はなかったんですね。むしろ「そんなもんで変わるかい!」っていう気持ちでいっぱいになることの方が多かったです。きっと、それが効いたという私の友人たちは、ある程度の守られた幼少期を生きてきたじゃないかなと思うのです。

というわけで、いわゆる生き方レクチャーみたいなものには、非常に大きな抵抗を持っていましたが、30代でそんな思春期ばりの反発をした私が出会ってきた数々の素晴らしいワークは、育児や、母親など、限定された枠の中で何かを学ぶものではありませんでしたし、側からみると「なぜにそんなことを今する?」とか「何をしてるかわからない」いう印象を持たれたかもしれませんが、前述にあるように、本当に、本当に、本当に、本当に、本当に、やってきてよかったと思っています。

そして、そんな30代、40代前半を終えて、40代半ばに突入し、子育て真っ最中でもありますが、もう若い母親とは言えない年齢になってきて、私が通過してきたこと、そして通過中のことを、飾らずそのままお伝えしていきたいなと思っています。

もちろん、ただただ七転八倒してきた子育ての話だけではなくて(笑)、毎回大事な法則を交えた、結構真面目な講義スタイルですので、安心してくださいね。

でも、できれば、私自身の体験談なんかも、ふんだんに織り交ぜていきたいなと思っていますよ。

メルマガは、できれば、週に1回は配信したいなと思いつつですが、Facebookページやインスタ、そのほか諸々の業務などなどで、なかなか実現しないこの1年半でした。

ここからのニュースレターは、できれば、よりカジュアルな内容で、私自身も、気を抜いてお伝えできる場所にしたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

ハートエデュケーションセンター代表

川村法子

2020年7月31日配信

ライター

  • 川村法子 2018年2月8日川村法子
    ハートエデュケーションセンター、Pranava Life代表。これまでに不登校、ひきこもり、心身症、アレルギーなどの身体の症状、依存症、DVや小児期の虐待(身体的、精神的、ネグレクト、性的)によるPTSD、関係性の問題、お金や仕事の問題などを、解決へと導いてきた…